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子どもの帰宅時間は、親として気になるものです。
小学生の子どもなら、親がしっかりと行動を把握するためにも、帰りが遅い場合は、しっかりと聞きます。

 

でも、高校生ならどうでしょう?

親として、聞きたい気持ちと、もう高校生なんだからそこまで口を出していいのか
そんな葛藤があります。

 

我が家の高校生の帰宅時間のルールを思いだしました。

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高校生男子の帰宅時間は

 

高校生の帰宅時間は、○○時とは一律には決められていません。

 

ちなみに、我が家の場合は、夜10時が一つの目安でした。しかし、それ以上に子供に守らせた時間があります。
我が家のルールは、『食事の時間(20時)までに帰宅できない時は連絡をいれる』という約束でした。

 

息子の行動を把握するためではなく、夕食の準備をしてくれている者に対する礼儀という考え方です。
我が家は、主人も夕食のしたくをすることもあり、せっかく作ってくれた人にたいする最低限の心使いをあらわすという意味もあります。

 

もし、朝から夕食の時間に遅れるという報告があれば、何も言いません。夕食がいらない場合も同様です。門限も日付が変わるまでくらいでした。

 

高校生の娘の場合

 

娘の場合は、ちょっと事情が違い、夜の10時を過ぎたら、親から帰宅時間を確認する連絡をいれていました。

 

そのご家庭の周りの環境にも左右されます。夜8時を回るとほとんどお店が開いていないような地域であれば、もう少し早い時間が守る時間となりそうです。

 

高校生に帰宅時間を聞いてもいいの?

 

今不登校から継続登校でがんばっている方のブログに高校生の男の子に帰りの時間を聞くことはNGという記事を読んで我が家ルールを思い出しました。

 

これ、よくわかるんです。我が家も、最初はやっぱり気になりました。子どものやることすべてが気になるんですよね。

 

でも、大人だってちょっと寄り道したい時はあります。それを逐一聞かれるのは、想像するだけでもめんどくさくなる気持ちがよくわかります。

 

子供さんが、あまり話さないタイプのお子さんの場合は、親から話しを引き出そうとしてしゃべりすぎるという傾向があります。熱心な親御さんの場合は、特に多いです。

その場合は、親から話して聞きだすのではなく、子どもから話しをしたくなる空気を作る。
もしくは、簡潔に最低限のことだけ聞く。

 

逆に子供さんから、聞いて聞いてと話しをしてくるタイプなら、親は黙って話しを聞いてあげる。

 

どちらにしても、親が話す量が多くなりすぎない方がよさそうですね。

一度不登校を経験すると、つい先回りの心配をしてしまいます。

 

私の聞きすぎの失敗

 

高校入学後も、まだ登校の心配や友達との関係など、心配の種はありました。

新学期に登校して、帰ってきたときに思わず息子に『今日は、どうだった?みんな来てた?』そう聞いたことがありました。母としてクラスの様子や息子の考えなども聞きたかったんですね。

 

でも支援の先生からは、NGが出てしまいました。
「休んでいる子が多いとかだったら、それは地雷になります。聞かれても答えようがないですよ。」

あ~確かにそうです。

新学期などの要注意の日は、親からは余計な会話はしないほうがよい場合が多かったです。
親から話しをして聞きだすのではなく、子どもから話しをしたくなる空気を作る。
これが、高校生男子をうまく扱う方法かもしれません。

 

家庭によっては、門限があったり連絡をとりあっていたりと、色々なパターンがあります。要は家庭のルールとして決まっていることなら、よいのだと思います。

 

子どもにも、つきあいってものがあるんでしょうね。
親が心配だからと親の都合で問いただすということがないようにしたいですね。

 

息子の様子は

 

最近の息子は毎日教習所へ行っています。行く目的があるということはありがたいことです。
以前にも描きましたが、仕事をやめて、しばらく家でゆっくりしていた息子です。ゆっくりしていたと言えば聞こえはいいですが、要は引きこもり?無職状態です。

 

学生の間は、学校へ行っていなければ、家にいるのが当たり前ですが、卒業して学齢期をすぎると、とたんに世間の目がシビアになります。

フリーターと言えば聞こえはいいですが、単なる無職に変わりはありません。

 

リビングにはってある家族のカレンダーに各自が予定を書き込みます。
息子の欄には、13時~15時とか、10時~11時とか書いてあります。
一日のうちに、1~2時間の教習だけですので、楽といえば楽にみえるのですが、あまり多くを期待してはいけませんね。

 

昨日、息子からこんな言葉が
「そろそろスーツをクリーニングに出さないといけないかな」
仕事の面接に行かないといけないという意識があったというだけでも親は嬉しいものです。

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