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我が子が不登校になってあわてない親はいません。以前は親の愛情不足などと言われていた時期もありましたが、今では誰でもがおこりうる事柄と捉えられています。

不登校になって混乱の時期がすぎると、原因を探し始めます。

誰かにいじめられたのか?

学校の先生が悪いのか?

クラスの友達が悪いのか?

お父さんが悪いのか?

これを見てもわかるように、子供自身が悪いとは親は思いません。かわいいわが子ですから当たり前ですよね。そして、自分が悪いとも思わないものです。

学校に相談にいきます。

そこで、学校でのわが子が見えてきます。我が家の場合は、息子自身に何か原因があったのかも?と考えることもいくつかありました。

中学生で、友達に注意されてペンで自分の手傷つけるなんてしませんよね。

はい、そんなことがあったらしいです。担任の先生も困っておられたでしょう。

息子の不登校の始まりは今からもう10年前になります。その当時は学校の先生も対策があるわけでもないようで、逆に親に『どうすればいいですか?』と聞いてくださいました。

もちろん親もわかりません。

すると、様子を見ましょうということになります。スクールカウンセラー―の先生も巡回してきていましたが、2週間に1回。

当の本人は学校にこない。これでは、カウンセラーさんも手の出しようがありません。結局時間だけが過ぎていくことになります。

1 10年前にネット上で主流だったコメントは

『家でゆっくりさせましょう』

『今は充電期間です』

『時期がきたら自分の羽で飛び立ちます』

『親はすべて受け入れてあげてください』等々。

最初は、これを見て、今はゆっくりさせたらいいんだと親はほっとするんです。でも、不安の芽が頭をもたげてきます。

ずっとこのままだったらどうしよう。

ほんとうに動きだすのかしら

腹をくくって、子供の力を信じてあげることができればこの方法も効果があるのかもしれませんが私にはできませんでした。

家にいる息子をみながら、毎日仕事へ行きます。すると、仕事場では息子のことを考えなくていいので、楽なんですよね。

私の性格もあって、息子の問題から逃げることにOKをもらったようになってしまいました。

2 これではいけないのでは?と方向修正を行った事件が

息子とそれほど会話のある家庭ではなかったのですが、たまに息子と食事時に話しをすることはあります。すると、どうも会話がうまくつながらないんですね。

息子の言葉がでないわけではありません。言葉のキャッチボールができないんです。一方的な意見の押し付けが目立ちます。

自分の意見と違う相手の話を受け入れようとしません。

これって、ネットが原因では?

そう思うことがありました。我が家は息子はネットやゲームを使っていました。
ネット上では、一つの意見が真実のように話が流れていきます。現実の世界では、違う意見も出たり違う立場の人の意見があったりしますが、ネット上、特に掲示板などでは一方的な決めつけ傾向があるように思えます。

ある程度経験をつんだ大人なら、この意見は正しいけど、違う立場の人のこっちの意見もアリだよなということを考えることが可能ですが、中学生の息子にはネットの意見=正解という世界ができつつありました。

親は、息子は家で一人で過ごしていてはダメだ。何か他人とのかかわりが必要とが考えます。

3 フリースクールはどうだろう?個人塾は?

個人塾も見学にいきました。でも息子の状態がまだまだ新しい環境に飛び込んでいけるほどのには変化していませんでしした。考えてみれば、家にいてるだけでは息子が変わる方法などありません。

当時の私も今ほどネットを使っているわけでもありませんでした。そんな中でも一つ気になった不登校の対応をしてくれる機関に電話を入れてみました。

結果は「中学生は対応していません。」この一言で私の気持ちは折れてしまいました。

この機関は今はもうありません。しかし、かなり厳しい指導を親にもされます。子どもにも厳しい様子で、息子と私には向かなかったかなと思えます。

当時、ネットで不登校関連の本の作者を調べたりしていました。でもなかなかもう一歩がでません。

4 不登校の原因は家庭にあるかも

あるメルマガの中で、
『学校のクラスの中で全員が不登校になるなら、担任や学校のせいだが、我が家だけが不登校になるなら、それは家庭のせい。』

このような文章があり、やはり息子の不登校は本人と家庭に原因があると納得しました。

自分でまだできることがあるかもしれないと思い中2の新学期から我流で息子を登校させようと試みます。

息子も「行ってみる」といいました。

しかし、現実は息子に力がついているわけでもなく、あえなく撃沈してしまいます。この現実を受け入れ、もう親だけでは対応は無理だと思いFHEに電話相談をいれました。

支援を依頼し、5月後半にコーチングをしてもらい、息子は7月4日から中学校に再登校しました。

5 登校!でもここで終わらないのが不登校です。

支援の先生方は、登校させることは難しいことではないと言われます。難しいのは継続登校であると。

実際息子は再登校しましたが、すぐにまた休み、親の力だけではここで終わっていただろうと思いことが山ほどありました。

学校の先生とのやりとりを支援の先生に報告し対応を聞き、それを又学校の先生に伝える。そんな繰り返しを半年ほど続けてやっと継続登校が安定するようになりました。

6 息子の不登校の原因は何か。

それはいくつものことがからみあって起こるべくして起こったともいえます

  • 年齢よりも幼い
  • コミュニケーション能力が幼い
  • 過干渉な母親
  • 会話の成立しない父親

いろいろありますが、息子には詳しいことは話してはいません。息子はなんだか居心地が悪い。いじめられる。いつも怒られる

そんな気持ちで心が折れてしまった結果の不登校だったのだと今では認識しています。