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恒例の夏のFHEの親の会が開催されました。そのご報告です。

 

我が家が息子の不登校で支援していただいたFHE(ファーストホームエデュケーション)の親の会は年2回。

我が家が初めて先生にご縁があってから14年!親の会も10年を超えました!

 

今はコロナ禍の影響もありオンライン開催となっています。その代わり全国の皆さんと一同にお顔をあわせることができます。

 




 

親の会詳細

 

第6回 FHEオンライン親の回詳細

日時:2022年7月30日(土曜日)

時間:13時30分~16時30分

zoomを利用したオンライン形式

参加者:FHEで支援中及び支援卒業生 16名

藤本先生・訪問のA先生

第一部 皆さんの近況報告と先生からのコメント♡

第二部 グループに分かれてのお話

 

FHEの親の会は、支援を卒業したお世話役が話し合って進行を決めています。

今回は、全体会の第一部とグループに分かれて第二部の2部構成でした。

 

一部 全体会

 

13時半から開始です。

お仕事の合間に参加してくださった方もいて、少しの時間でも参加したいと思っていただけたことに感謝です。

 

先生方からのご挨拶

最初に藤本先生から今の不登校をめぐる環境についてお話しいただきました。

スクールカウンセラーさんの方針の変更?というお話しもあり、我が家が渦中の時はお話しを聞いていただくだけだった印象ですが、今は少しかわってきてるとか。

良い方向に変わってほしいですね。

 

訪問のA先生からもコメントいただきました。

訪問で各家庭を支援されているA先生です。コロナ禍の大変さも親の気持ちもしっかりとつかんでおられます。

「今は夏休みで先の不安もあると思うけど、しっかり親も休んでリフレッシュしてください」という言葉が心に響いた親御さんも多かったようです。

開会の言葉

 

本日はお忙しい中お集まりいただきありがとうございます。
コロナもまだ出口が見えない日々が続いています。
そうした中での先生方の支援の大変さは、私達の想像を超える状況かと思います。
心より感謝したいと思っています。

今日は貴重な時間です。
集まってくださった皆様と一緒に
「他では話せないけどここでは話せる」
「こんな時どうしたらいいんだろう?」
「皆さんだったらどうされる?」など
色々と話していきたいと思っています。

FHEを通してつながった皆様と一緒に、「参加してよかったなー」と思える会に
できたらいいなと思っています。
暑い中ですが、水分補給しながらよろしくお願いいたします。
では、第6回FHEオンライン親の会を開催します。(byあんずさん)

 

皆さんの現在の状況と聞いてみたいことなどをお話しいただき、藤本先生にコメントをいただくという形式で進めさせていただきました。

 

支援当時は中学生が多かった家庭が、今はその先の道を見据えて進んでいる様子を伺うことが出来ました。

何もなく順調です!という報告ももちろんあるのですが、それ以上に予備校生で気になる・大学生で気になる・高校卒業を控えて気になる等々。

皆さんのご家庭のステージに併せて、色々な課題に立ち向かっている様子を一緒に勉強させていただきました。

 

トピックス

その中で今回私が特に気になった話題を取り上げますね。

①やる気スイッチの入れ方

②情報の把握と干渉の違い

 

①やる気スイッチの入れ方

 

どこかの進学塾のCMにもありましたが、「やる気スイッチ」ってどこにあるんだ(笑)と思っていたのですが、なんとスイッチの入れ方があるとか(゚Д゚)

私も子どもが学校に行っている時に知りたかった・・・

 

やる気スイッチという名前から子どものやる気が大事と親は思いがちですが、なんとやる気は関係ない!

「気持ちではなく行動が刺激となりスイッチにつながっていく」と伺いなるほど~と。

子どもに学習習慣ができていなければ親もフォローし、緩んでくれば又フォローをする。その積み重ねが子ども自身の物となっていく。

単語帳を見るだけでも、それが積み重なって習慣となる。

子どもが単語帳を見ている姿を見た親が「やってるね~」と声をかけることでスイッチにつなげることができる。

できていることを認めることで習慣化につながっていく。

学習習慣がとれているかどうかということが大事とのことでした。

 

②情報の把握と干渉の違い

子どもが大きくなってくると、親は子どもの様子が把握しにくくなります。

予備校生や大学生ともなると、朝1時間目がなかったり、今日は行かなくても良い日だったり、親は、どこまで口を出していいのか迷います。

 

中学生・高校生の時には、親の過干渉を直すことを念頭に対応してきた我が家などは、朝「起きなさい」という言葉一つをとっても、これは干渉になるのか?と躊躇してしまいます。

それでも、親が何も知らない状況では対応できなくなります。
塾の出欠がわからなければ、子どもに直接聞くのではなく塾に確認してから子どもと話しをするなど、情報の把握が大事とうかがいました。

 

我が家もよく塾の問題で先生に指導いただきました。行ったか行ってないかわからない時は塾長先生に問い合わせをしたりよくやってました。

 

 

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第二部 グループトーク

 

第二部はグループにわかれてのお話です。

今回は、久しぶりに関東と関西にわかれてお話しさせていただきました。懐かしい方々のお顔を見て、はやく会いたいねぇと。

 

我が家の近況から考えること

 

我が家の支援を受けた息子は、今社会人として働いています。

その姿をみていると、勉強が苦手で他人とのコミュニケーションをとるのも苦手という息子の場合は、社会に出て絶対必要なことは、「あいさつ」と「大きな声で返事をする」この2点につきるように思います。

それも、支援の先生方が息子に少しずつ教えてくださいました。そしてそれが今社会の一員として役にたつことができています。

 

閉会の言葉

 

皆様お疲れ様でした。
第6回も皆様のおかげで無事に終わる事ができ感謝しています。

今回はグループセッションで初めて関東と関西にわけてみましたが、いかがでしたか?
それぞれの地区で親の会を開催していた懐かしい頃をちょっぴり思い出せた時間でもあったかなぁと思います。

早いもので、2019年の夏の親の会で実際にお会いしてから3年が経ちました。
この3年間というのはコロナ禍でとても大変で、その中でも其々に凄く頑張られて、子どもさん達成長されていて、そのお話を聞く度、毎回感動して胸が熱くなります。私だったらこの状況の中こんなに頑張れるのだろうかと考えたりもしますし、皆様の頑張りは素晴らしいなと思うばかりです。

皆様から沢山のパワーを頂いています。ありがとうございます。

 

嬉しい報告も沢山聞ける、そしてちょっとしんどいなぁという時に話を聞いてもらって共感してもらえる、そんな場所がある事を忘れず、そんな仲間がいる事を忘れずに、苦しい時に一人で悩むことのないように、皆で分かち合い成長していける場所が親の会だと思っていますし、そんな場所がある事に幸せを感じます。
これからもどうぞよろしくお願いします。
今日も皆様にお会いできてとても嬉しかったです。

本日はお忙しいところご参加頂きましてありがとうございました。
先生方もお忙しい中お時間を割いて下さり感謝の気持ちでいっぱいです。

それでは、素敵な時間を過ごせた事に感謝しながらお別れしたいと思います。
ありがとうございました。
またお会いしましょう!(byちーこさん)

 

 

最期に

 

今回はロータスティさん・あんずさん・ちーこさん・ちゃろ(私)の4人で企画させていただきました。

 

今回は土曜日ということもあり仕事の都合がつかない方も多く、又学校見学などで参加できないという方もおられました。

 

貴重なお時間を割いてご参加いただいた先生方、お元気そうなお顔が見れて嬉しかったです。

 

参加いただいた皆様ありがとうございました。

今回参加の難しかった方も、時間はぜひお会いできるのを楽しみにしています