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前回の記事で家庭教育推進協会主催のお話し会のご紹介をさせていただきました。
お話し会に参加された相談士のちーこさんときのこさんから、感想をいただきました。今回はそれをご紹介させていただきます。

 

 

ちーこさんの感想

 

お話会・懇親会に参加された皆様お疲れ様でした。当日は私も相談士として参加させて頂きました。

 

お話会は同じ境遇の方々の共通の悩みや其々の悩みで話が尽きない中、共感する気持ちやお互いを思いやる気持ちが溢れる優しい時間でした。あっという間に終わってしまい少し時間が足りないように感じました。

 

参加にあたっては少しの躊躇いもあったかもしれません。でも勇気を出して参加して頂いたことでお目にかかれてお話を伺う事ができました。

そして今いる場所から少しでも前に進みたい、そんな思いを強く感じました。

 

相談士としてというより同じ母親としての立場から当時の自分と重ね合わせて自分だったらどうするだろう何ができるだろうかと考えを巡らせたここ数日でした。

 

懇親会の方はベテランママさん達の苦しい時期を乗り越えての今の笑顔が眩しくもあり、何気ない日常の小さな幸せにも気づく事ができ感謝できるようになった私達は幸せなのだなぁと深く感じた時間でもありました。

懐かしい方々と久しぶりにお話もでき心が満たされました。

 

思えば私自身、悩みを聞いて頂いたり他の方のお話を伺える場に参加する事で心が軽くなり、気持ちが分かり合えたり自分一人だけではないのだなと元気をもらったりしました。

 

子育ての悩みに疲れ果てながらも向き合えたのは、そういった同じ経験をされた方々との交流があったからこそだと思えるのです。今回のお話会も参加された方にとってそういう場になれば良いなと考えていましたし、また、そうであったなら嬉しく思います。

 

お忙しい中、悩みを持つ親御さん達のことを思いこの様な会を開いて下さった協会の先生方に感謝致します。

その先生方の思いを日々感じ自分にできる事は何かと問い続けると共に自身の成長の為にも学ぶ事を忘れずにいたいと思います。

ご一緒させて頂いた皆様ありがとうございました。

 

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きのこさんの感想

 

お話し会

今回は相談士として参加させていただきました。ご一緒させて頂いた皆様、企画くださった先生方ありがとうございました。

私達のグループは相談士2名と相談者4名でお話しさせて頂きました。時間が足らなくて全員のお話をお聞きできなかったのがとても残念で申し訳なかったです。

 

支援を受けておられ、これから再登校を迎えるという方が多かったので、現状や不安に思っておられる事などを、私も当時はそうだったなあと思いながらお聞きしていました。

不登校期間が長くて復学できるかどうか不安に思っている方もいらっしゃったようでしたので、同じ思いをされて乗り越えてこられたちーこさんにお話し頂きました。
期間が長くても、実際に乗り越えられた方がいらっしゃるのは、とても心強いと私は感じています。

 

私達相談士も、同じような不安や悩みを抱えてきました。
お話し会では、一人一人が気持ちを整理するところまでは持っていけなかったと反省もありますが、周りに話す勇気が持てなかったり、また話してもわかって貰えなかったりを、参加する事で悩みや不安を話す事ができたり、同じ経験をした人の話を聞く事ができたと思って貰えていたら幸いです。

 

嬉しかったのは、参加くださっていた支援を卒業された先輩お母様が、これから再登校を迎えられる方々に自分の場合はこうでしたよと率先してお話ししてくださった事です。

お話し会だからこそ、参加者の誰もが経験を伝え、支えあう事もできるという皆様の温かさを感じました。
相談士としても、一人の母としても、皆様と一緒に考え成長できる場所を用意してくださった先生方に感謝致します。

 

懇親会

 

2回にわけて行われ参加者もシャッフルがあり、皆さんのお話をお聞きしました。

とても悩んで、情報を探して参加してくださった方もおられたと思います。
またご自身の体調と戦いながら、子どもさんのこれからを案じておられたり、復学が決まっても不安、年齢が上がった事でこれまでと違う悩みが出てきたなど、それぞれの経緯があり、状態もさまざまだと考えさせられました。

 

また復学してからだけでなく、そのずっと先が心配だというお話しもでました。
復学後は順調に過ごす子も多い中、我が家は高校生で動けない時期もありました。支援の先生に支えて頂きながら卒業し、家庭教育を学ぶことで親子関係を結び直せました。

家庭教育は学校に戻るという事だけが最終目標ではなく、壊れかけた親子関係を修復し、子が社会に出て誰かと関わりあいながら生きていけるようにというのを目標に学んできたと今では思っています。

 

相談士もたくさん悩んで、苦しんで、それでもあきらめず、家庭にあう情報を探して学んで実践して、今の笑顔があるというのをお伝えしたかったですが、うまく伝わったでしょうか。

 

私も誰かに聴いてもらったり、一緒に考えてもらったりして乗り越えてきました。
参加してくださった皆様も、一人で悩まず、漠然と大丈夫というだけでなく今できる事を一緒に考えてくださるところに相談したりしながらそれぞれのご家庭にあった方法と出会え、親子関係を結びなおせますようお祈りしております。

 

その「親子関係」についてというテーマで話しあった2回目のグループでは、S先生が入ってくださいました。
今の親子関係が出来るまでに、私達のこれまでの接し方も大きく関係してきます。

 

私達がしてきてよくなかったと思う事は?と、先生が問いかけられそれぞれが答えていきました。

 

先回りや過干渉、過保護、甘やかしなど。
私は過保護過干渉を同居の義父母のせいにばかりしてきましたが、皆さんのお話をお聞きしていたら、自分自身も長男が幼い頃から嫌がる習い事を強要したり、全て親の言う通りにしていたら幸せになれるんだと信じて管理していた事はよくなかったなあと振り返る事ができました。

 

管理する為に、干渉し、指示、命令もして、学校に行かなくていいと思った時にはべったりとくっついて幼い子に接するような事もしていました。

子のためを思って、先回りや過保護過干渉してきましたが、結局その親の行動が子の自発的な行動を奪ってきたと教えていただきました。

 

年令相応の関わり方ができず、つい愛情を示すためにやりすぎてしまう。
感情に振り回されるのではなく客観的にみて分析し、子ども達が失敗してもいいから、自分で考えて自分で行動できるように育てていく事が大切なんだと、先生のお話しで再確認できました。

 

グループでのお話しだったので他の相談士の方、経験されたお母様方、そして先生方のお話しとたくさん教えて頂ける事ができました。

私自身、相談士としてはまだまだですので、参加者の方に少しでも話せて良かったと思って頂けるようこれからも学び続けていきたいと思います。

 

ブログにまとめて、様子をわかりやすく伝えてくださったちゃろさん、いつもありがとうございます!

 

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ちーこさん、きのこさん、お忙しい中感想ありがとうございました。

これからも、どうぞよろしく(^^)/