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家庭教育推進協会の講座に参加してきました。
『家庭教育相談士』の養成講座として開催されました。私も去年この資格試験にチャレンジして無事資格をいただくことができました。

資格を取ったら、もう講座はいらない?
いえいえ、そんなことはありません。常に勉強していくことで、自分自身の力になることを実感しています。

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今回は、初めてのかたと2回目の方と両方の参加がありました。2回目の私たちは、同窓会のようなものです(笑)初めての方も巻き込んで、色々おしゃべりもしてきましたよ。

お昼は、参加者でテーブルを囲んでランチ会となりました~。

今回の講座を受けて、資格試験に臨む人もいれば、まだまだ子供が大変な時期だから、もう少し先でという方も。もちろん、みんなで応援です!

講座は新しい発見がいっぱい

 

実際に講座を聴いても、新しい発見があります。

 

午前中は、基礎的な講義でしたが、講師役の上野先生のお話は、時間がたつのを忘れるくらいでした。最近復学されたお子さんの話もしていただき、みんなで思わず拍手~でした。

 

午後からの坂下先生の講義では、最後に二人一組での実践がありました。今回はいつもとひと味違って、相談士としての非言語的技法の実践でした。話を聞く態度一つでこれほど印象が変わるのかと驚きの体験でした。

 

講義の中で、家族療法について学ぶ項目があります。

【世代間境界】が必要という説明があります。何のこと?と思いますよね。

 

この境界がくずれると、子供上位になったり、母子依存の状態になったりします。子どもを叱れない親が多くなっているとよく耳にするのも、この状態ですね。

 

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子が父親に謝ることができていますか?

我が家も、父親が子供を上手に叱れない家庭でした。優しくて叱れないのではなく、叱り方がわからず感情で怒ってしまうのです。

そして母である私も、つい父親を非難するような言動を子供の前でとっていました。

こんな状態を復学支援の中で正していただきました。

 

先日、息子が鍋を空だきしてしまうという事件がありました。
ラインで、息子からどうしようと連絡がはいります。
母からは、火事ややけどがないか確認し、そのままにしておくようにとラインで送りました。

 

すると、私が仕事から帰宅すると、息子が玄関まで出てきて、鍋の件を謝っていました。もちろん、私が許すわけではなく、父親からの言葉が必要です。

私からは、「お父さんにちゃんと説明して、怒られなさい」と。

 

父親の帰宅を待ち構えて、息子の口からごめんなさいと謝っていました。
父も、それを聞いて次からは気をつけるようにと話して、この件は終了です。

 

このちょっとしたやりとりが、不登校中の我が家にはできませんでした。

謝り方のわからない息子
叱り方のわからない父親
そんな二人への対応のわからない母親

 

こんな状況の家族で、さらに状態が悪くなるというマイナスのスパイラルに陥っていたと言えます。

 

今では、息子も『ヤバイことをしたら、お父さんに謝らないといけないんだ。』とわかっています。これをうやむやにして良いと思わせるのも親の失敗です。

 

お父さんも、息子がキチンと謝ってきたら、それ以上責めるようなことを言わずに、言葉短く注意するということができるようになりました。

 

そして、母である私も、お父さんをさしおいて息子を許してはいけない。とわかるようになりました。

 

文章にすれば、とっても、簡単なことですが、実際の生活の中でうやむやにして済ませてしまうことがあります。親は、子に謝らせることが大事であり、キチンとした形で子供からの謝罪を受け入れることが親の役割でもあるのですね。

懇親会も盛況でした

講座の後は居酒屋に移動して懇親会でした。講座だけで帰られる方もいましたが、その方も次にはぜひとお約束しておきました。

 

懇親会からの参加の方もいて、賑やかに盛り上がりましたよ。上野先生と坂下先生も参加いただき、色々お話しを聞くこともできました。

 

支援開始直後の方も参加してくださいました。きっと心配な事ばかりだと思いますが、先生とお話しで、笑顔になられていたのが印象的でした。

 

登校直後のお母さんもおられました。以前の講演の時には、登校前だったので、心配されていましたが、今回は無事登校しているという報告をいただき、嬉しいかぎりです。

とっても、学校が好きなお嬢さんで、復学できてよかったです。

先生方は、途中で次の現場へ。その後、私たちで話に花がさきました。今回、居酒屋3時間コースでしたが、気づくと5時間近くみんなでしゃべていました。お店の方、ありがとうございます。

 

支援の垣根を越えて、協会というくくりの中での集まりは、いろいろな発見もあります。今回お目にかかれなかった方もぜひ次回はお会いしたいですね。

 

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