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2月28日、家庭教育推進協会主催のオンラインセミナーに参加させていただきました。

参加者70名という大人数に皆様の関心の高さがうかがえます。

 

今回はzoomを使ったオンラインセミナーという形で開催され、事務局の先生方も、多大なご苦労があった様子が垣間見え、本当にありがたく思います。

 




 

セミナー詳細

 

『応用行動分析からみる子どもの問題行動と自立』

日時 2021年2月28日(日)

時間 13時~14時

主催 家庭教育推進協会

講師 藤本 琢 先生

参加者 約70名

zoomを使ってのオンラインセミナー

 

【懇親会】

14時30分~15時30分

参加者 約50名

 

 

セミナーに参加して

 

講師はFHEの藤本先生。

 

もちろん専門的な言葉もあり難しいのですが、それを『ああそういうことか』と納得させてくださる話術は素晴らしいです。

 

今回のzoomでのセミナーも、色々試行錯誤していただいたようで、実際に会場でお話を聞いているように感じました。

 

最近では、仕事関連もすべてオンラインでのセミナーが多いのですがほとんどが画面に資料を写して講師の先生のお声が聞こえるという物。今回は、そんな固定観念を吹き飛ばすように画面には資料とともに動く藤本先生(笑)が写されるという臨場感たっぷりの配信となりました。(^^)/

ただ、残念なのは60分という時間があまりにも短かったことでしょうか。いつもの藤本節もあまり聞けませんでした。

 

内容は、『応用行動分析からみる子どもの問題行動と自立』という心理学の専門の方でも難しい題目で、一般の私たちにはちょっとハードルが高いです。

でも、復学支援の中で、この応用行動分析に基づいた指導をいただいていたことに気づきます。先生の指導の根本はこれなのかと知っているだけで、ずいぶん気持ちに余裕がでるのではないでしょうか。

 

子どもへの対応で悩むのが、子どもの問題行動ではないかと思います。

子どもの要求に応えてよいのか。でも聞いてしまうと甘やかしているのかしら?

取り合わないと子どもとの関係が悪くなるんじゃないか?

 

この状態での支援の先生の指導は、家庭の状態・子どもの状態・親の性格など様々な情報をあわせて総合的に判断をしたうえで親がする対応を教えていただきます。

そのときに先生方の考え根本にある物の一つがこの応用行動分析であるといえます。

(支援を受けずにこの見極めをするのはとても難しいと思います。)

 

我が家の息子の問題行動は

 

息子が不登校中によく言っていた言葉『俺なんか死んだらいいんや』

当時中学生の息子にこの言葉を言われて、親としてなんと言っていいのか、どう対応していいのか迷いました。当時は対応がわからず黙ってしまうしかありませんでした。

その後、支援を受けてもこの言葉が息子の口からでます。そこで支援の藤本先生に対応をお聞きしたことがあります。

 

そんなことを言うなとしかればいいのか

息子の機嫌をとればいいのか

 

その時の先生のお返事は、『そんなことを言うとお母さんは悲しい』と言ってあげてくださいと言われました。

どうして、こんなことを言うのかと聞いた時も、これを言えば親が黙るからでしょう。と教えていただきました。

 

本当に死にたいわけでなく、親を黙らせるための方法の一つになっていた言葉でした。親はそれがわからず死んでしまったらどうしようと何も言えなくなり、さらに息子の言葉をやめさせることもできないという悪循環になっていたということでしょうか。

 

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懇親会

 

 

さすがオンライン!50名ほどの参加がありました。

いくつかのグループに分かれて、お話もはずんでいたようですよ。

 

私は、上野先生と同じグループでした。今まさに渦中という方もいて、つらい親御さんの気持ちがよくわかりました。

お一人携帯を取り上げていいのかどうかと迷っていた方がいたのですが、上野先生がその方にあったアドバイスをされていました。

 

我が家も、子どもはゲームにネット漬けの毎日でしたので、注意していいのかどこまで許容すればいいのか迷われる様子もよくわかります。

 

今は情報があふれている世の中です。親もどの情報が正しいのかわからなくなっている様子があります。

今回も、色々迷われているお母さんを見て、迷って一生懸命子どものために考えたことは無駄なことはないんだよと応援したい気持ちでいっぱいになりました。

 

最後に

 

懇親会のグループ分け一つをとっても、50人を一斉に分けるわけですから、とても大変だったことと思います。

司会のS先生は、進行と同時にチャットでの書き込みの対応もされ大活躍でした。

 

お忙しい中、講師の藤本先生・企画・開催をしていただいた事務局の先生方、ありがとうございました。

 

コロナ禍の今、いつもと違った大変さがあるかと思いますが、これからの色々な企画も楽しみにしています。