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我が家の不登校は、息子が中学1年の6月から始まりました。
何もわからず、息子に対応する自分の姿を思いだします。

夏休み直前の7月の記録です。

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朝の戦い①

この日、息子は朝の4時頃から起き、母を起こしにきました。
あまりにも早い時間のため「二度寝したらダメよ」と忠告。
6時頃部屋に戻っていきました

いつもの時間に部屋へ様子を見にいくと机に座っています
けれど眠くてしんどそうです

着替えるように言ってしばらくして見にいくと、寝ています
起きて着替えるようにいいますが息子は起きようとしません

母の方から学校にいく・行かないをはっきり聞かずにいると、
息子は学校へ行くそぶりを見せますが、制服に着替えるところまでいきません

担任の先生から電話が入りました
息子に自分で話すように言うと電話にでますが、会話にはなりません。
とうとう息子に聞いてしまいました
 母 「学校どうするん?」
 息子 「いかない」

 母 「お母さん仕事いくからね」
 
昼休みに自宅に電話しますが息子は出ません
ずっと寝ているようです。

  

朝の戦い②
前日の夜、「明日は行く」と言っていた息子
その言葉を聞くと、やはりうれしく期待してしまいます

朝、息子はなかなか起きてきません
部屋へ起こしにいくと、パニックはおこしていませんが、起き上がれない様子です
8時に家をでる予定が8時20分になっていました
制服に着替えていますが、必要なプリントがないと言って探しています
母はつい待ち切れず、「仕事の時間があるから…」と言うと
「2時間目から行く」というので、息子より先に家を出ました

9時40分 仕事の合間に学校へ登校しているかどうか電話してみました
すると学校へは来ていない・・・
あわてて家へ電話すると息子がでました
「プリントがないねん」と言っています。早く行きなさいと言って電話を切りました

昼休みにもう一度家へ電話しました
息子がでます。やっぱり家にいるんだと気持ちが沈みます
息子は「37度5分くらいあって、しんどいから・・・」
私は息子に自分で学校へ電話するように言いました

この時は信じていた息子の言葉に裏切られた感じでつい言ってしまいました
 「お母さん あんたのこと信じてたのに」
 「ごめん」と一言だけ返ってきました

  

朝の戦い③
朝息子を起こしに行きますが今日も起きません。

しばらくすると 着替えは? ときいてきますが、すごくつらそうな顔をしています
結局起きずに布団にくるまったまま…

私はつい聞いてしまいます。
「学校に行くか行かないかどうするの?」
そのまま 何も言わずに様子をみていると、
息子は 「さっき聞いてきたやつ」 と言って はっきり言わず、
こちらに言わせたい様子です。
親の方も根比べの状態です。

登校時間がすぎた頃 「行かない」 と
私が わかったから起きなさい と言うとすぐに起きてリビングにおりてきます。

昨日はなんとか登校しました。
学校から帰った後 「朝ギリギリやった。もう朝だだこねたらあかんなぁ」と嬉しい言葉を聞かせてくれました。
その翌日がこれです。
昨日と態度が違うじゃない!、やっぱり無理なの?と思う反面腹が立ちます。
PSPの機械とPSのメモリーカードを持って出勤しました。

昼に機械知らない?
と息子から電話がかかってきます。
知らんぷりして対応します
次の電話で お母さんが持って行った? と聞いてきたの
そう と返事をすると 「もう捨てといて」と

この時期の私の悩みは
  学校を休んだ時は好きなゲームをとりあげていいのか?
  夏休みだけでも塾にいかすべきか?
  クラブをどうするのか?でした。

  

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塾の面接

この日は息子を連れて個別塾の面接にいきました

息子も 夏休み中だけ塾にかよったら? という提案に了解します
娘がお世話になっている塾で、息子の不登校のことも話してあります

できるだけ母親が口をださないようにして聞いていました

息子は相手がこれを言ったらどう思うか などは考えていない様子で、
年長者への話し方とは思えない調子ですが、いつも以上に口数が多く話しています。

学校のことは聞かれたくない様子です
テストの点数が悪かったことも認めたくないようで嘘(高い点数)を言っています

この日の面接は息子の話を聞くのが目的ですから、塾長先生は息子の話しやすいように
誘導してくれます。
それでも、そんなことを相手に言ったら・・・と思う場面がたくさんありました。

面接終了後に私から、塾長先生にこっそりあやまっておきました。

この調子で学校でも友達と話しているのなら
同じ年のクラスメイトでは、とても会話にならないだろうと考えさせられました。

結局、夏休み中だけ英語と数学を見てもらうことになりました。

  

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班ノート

息子の中学校では、班ノートを作っています。
息子は班ノートを持ったまま休んでいたため、ノートを母が届けることになりました。

朝 行かないと言ったあと このことを話すと「ちょっと待って」と。

出勤の前に学校へ届けます。その時 内容を覗くと、
班のクラスメートから息子に対して厳しい言葉が並んでいます。
いじめとかではなく、当たり前のこと
 『休んだらしんどくなるのは自分』
 『 注意をしたら怒らないで聞いて 嫌でも目をそらさないで』 等々
普通の子供が普通に感じることです。

でも息子にはつらいだろうなぁと行きずらいのがわかってしまいました。

息子が朝慌てて書いた文章がありました
『最近休みがちでごめんなさい。今は体の調整をしています。』

この文章を見て 何にあやまる必要があるのだろうと
息子のつらさが痛いほどわかり涙が止まりませんでした

この時期ネットや不登校関係の本を読みあさっていました。
その中で母親の法律に出会います。
明日は行くかも、でもあと1週間いかなければ相談の電話をしてみようと思っていました。
行かない日が続き意を決して電話をします。
しかし残念なことに中学生は受け付けていないとのこと。気持ちはどん底です。

  

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