- 投稿 2020/05/10更新 2020/05/10
- 我が家の不登校の軌跡(中学生の息子)
不登校経験があると、新学期といった環境の変化にはどうしても敏感になります。
中1の7月から完全不登校だった息子が、唯一自力でチャレンジした中2の新学期は見事に失敗(-_-;)
4月は新学期という環境の変化ももちろんですが、アレルギーがひどくなる時期でもあり大変です。中3の新学期には、息子の成長した姿もチラホラみかけることができました。
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2020/05/10
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不登校経験があると、新学期といった環境の変化にはどうしても敏感になります。
中1の7月から完全不登校だった息子が、唯一自力でチャレンジした中2の新学期は見事に失敗(-_-;)
4月は新学期という環境の変化ももちろんですが、アレルギーがひどくなる時期でもあり大変です。中3の新学期には、息子の成長した姿もチラホラみかけることができました。
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不登校と肥満は密接なつながりがあるといえます。
もともと、運動が苦手で学校でうまくいかずに不登校になって肥満が進むという場合もあれば、とてもスポーツが好きだったのに、不登校になって家から出られずに肥満になったという場合もあるかと思います。
大人と違って子供の肥満は環境に左右されることが多いです。その環境に不登校という問題があればさらに大きく影響されます。
我が家の不登校を経験した息子も見事な肥満体型となりました。その経験をふまえて書いてみました。
不登校を経験した息子は小学5年生の頃はそんなに背も高くなく、体型もどちらかといえばやせ気味でした。
身長は中学生になったころから伸び始め、今では私の身長を追い越しました。体重が小学6年生の頃から徐々に増えはじめます。
原因の一つに夏休みなどの長期休みの間の昼食にもあったと思っています。その頃はもう母は仕事をしていましたので、家に何もないと、ラーメンやコンビニの弁当ですませることが多かったようです。
母親の私も忙しさにまぎれて、子供の食事の管理ができていなかったと反省しきりです。息子は、小6の夏休みはよく一人で自転車に乗って遠くのゲーム屋や、古本屋に言っていました。このせいで下半身が発達し太ももが太くなりました。
中学校にあがってすぐ、よく膝が痛いと言いだしました。あまり痛みが続くようなので病院で診察してもらうと、『オスグッド・シュラッダー病』という病名をいわれました。
成長期の子供に多く、膝に強い痛みがでます。息子の場合は急激な体重増加と下半身の酷使に体がついていかなかったのだろうということでした。
膝の痛みは成長と共になくなるようで、ただ膝の下にできたふくらみ(出っ張り)が直らないだろうということでした。男の子なので特に気にせず、様子をみることにしました。
ただこのことの弊害として、ただでさえ苦手な体育が膝の痛みも加わって、嫌がるようになります。
これも学校を休む理由の一つだったのではないかと今では思っています。
我が家から中学校まで20分程かかり、帰りは急な長い坂道があります。毎日登校しているだけで、結構な運動量です。もともと体育が苦手なうえに、膝も痛い、体型も嫌・・・。
クラブもテニス部に入ったため毎日走らなくてはいけません。
中1の夏前から不登校になり、毎日の運動量が激減しました。家でゲームやパソコンの毎日です。でも食べる量は変わりません。
親もあまり食べることまで注意しても、もっと追い詰めるだけかもと思うと食事規制することもできませんでした。
息子は、中1の秋頃から太りだし、それから半年間で見た目が変わるほど太りました。
ちょうど不登校の安定期に入るころで、親もそっとしておこうという気持ちが強く健康管理まで投げ出してしまっていました。
もともと食べることが好きな性格だったこともあり、家で用意しておくお昼を食べずに、
自分でラーメンを作ったり、チャーハンを作ったりしていたようです。
この年頃の子供の昼食は学校の給食で650kcal程度でしょうか。(我が市では中学校も給食があります)
息子は家でラーメンとチャーハンそれに唐揚と1000kcalは食べていたのではないでしょうか。
不登校期間中は運動量が減るわりには食べる量が変わらない又は増えるため太る子供さんが多いと聞きます。
ただ思春期の息子に、「太ったんとちがう?」「体重はかる?」とはなかなかいえません。
中2の4月になって新学期に再登校を自力でトライした時に学校での体重測定がありました。ここで初めて体重の増加を数値で目にしたことで危機感を覚えます。
肥満は、BMIという肥満度を表す指標で判定します。
・25以上は肥満
・普通の男子中学生は20程度
※詳しくは記事後半で
中2の4月に体重測定をした後は、又不登校状態だったので、夏前に再登校した時点ではさらに増加しています。体の半分近くが脂肪という現実は受け入れがたいものがありますが、これも不登校の弊害の一つです。
再登校により学校生活で規則正しい生活を送っていたことで半年で5kg以上の減量と体脂肪の減少がみられました。
学校生活では本人がやりたくないこともやる状況がたくさんあります。そして毎日の習慣化が一番のダイエットとなりました。
本人も親の目の前で体重計に乗って、ちょっと減った!と喜んでいます。
ただ体重は食事の制限をしているわけではないためそうそう減るものではないのですが、体脂肪の減少がお腹の出具合の減少とつながって本人にも実感させてくれるようです。
成人とは違い、子供の肥満は食事を制限すると成長が阻害されることがあります。
食事の内容を変えることは必要ですが、量の制限は行いません。
運動量の増加と身長の伸びで肥満解消をめざします。そして、体重減少より現状維持を第一の目標とします。
ただ不登校児の場合は、学校にいけない状況の改善が優先事項のため、太っていることは二の次として考えます。
ある程度の肥満(少しぽっちゃりしている)であれば、気にすることはないのですが、我が家の息子のように小児メタボの範疇に入ってくると、今度は、心臓への負担・膝への負担・糖尿病の危険性の増加がみすごせない要因となります。
我が家の反省でもありますが、もし現在不登校中の子供さんがおられ太ってきた気がするという方は、ぜひ食事に気をくばってあげてほしいと切に思います。
息子は学校にもどりがんばっていますが、すぐに痩せるはずもなく、友達に「ブタや〜ブヒブヒ」とからかわれたことがあるようです。
これも親の私の配慮不足の結果です。
息子の現状を書きましたが、あくまでも我が家の場合です。
一般的な子供の肥満と不登校による肥満、そして問題点を整理しておこうと思います。
子供の肥満は学童期と思春期によっても判定基準が違います。
学童期(小学生)は年齢ごとの身長差が激しいので『肥満度』を使います。
もう一つの判定基準として『BMI』があります。
(※詳しくは記事最後に記載)
我が家の場合は、不登校時は14歳であり、ある程度身長が伸び大人に近くなっているため
『BMI』でもよいと考えます。
不登校児又は不登校経験児の場合は、本人への働きかけは微妙な問題があるため、病気の発現(糖尿病・心臓病・脂質異常症など)がない場合は、本人というよりまず親が実行し食事環境を整えるべきだと私は考えています。
もちろん本人の意識や運動習慣など必要なのですが、あまりマイナス面を押し付けることによって不登校に逆もどりでは意味がありません。
以上の項目であてはまるものが多いほど食べすぎになり肥満傾向が強くなります。
皆さんのご家庭はいかがでしょうか。
子供だけではありませんが、夜遅く仕事や塾から帰ってきて、短時間にかなりの量の食事をしてすぐ寝てしまうのは最も肥満を助長します。
これを避けるために帰宅が遅くなるようであれば、途中で少し何かを食べておき、その分だけ夕食の量をへらし、夜遅い夕食のカロリーを減らす。
そしてその分翌朝の朝食をしっかり食べ、その日の活動源として蓄えるようにします。
同じカロリーの食事をとるにしても、1度にどか食いするほうが身体に脂肪(中性脂肪)がつきやすくなり要注意です。
我が家の場合、この肥満の傾向の1・2・4・9・11・13ががあてはまります。
朝起きるのが苦手で朝食を食べないことが多いです。
だからといって、登校前にうるさくいうことの弊害もあります。(支援の先生は、朝食を食べるかどうかは本人の問題なので用意をしてあることを伝えるだけにするようにと教えていただきました)
朝食を食べない分、昼食(給食)でおかわりをします。これも一度に大量に食べることになるため、脂肪の蓄積が心配ですし糖尿病予備群のお子さんの場合は問題です。
息子の担任の先生が、『給食のおかわりは1番はダメ、誰かがおかわりしてから』ルールを作ってくださいました。
このおかげで、まわりの人とのペースをあわせることができるようになりました。
学校から帰宅後おやつを食べる時、家族が家にいないためセーブがきかない
これに関しては学校の給食でのルールや家で食べる夕食時に注意しています。又野菜などを大きく切り、よく噛まないと食べれないようにします。
この2点に関しては親の責任です。
夕食は20時に食べ始めるように心がけたいと思います。又お惣菜の利用も反省です
本当はもっと運動を増やすことで、減量がスムーズに行くのですが、この部分は不登校経験児にとっては、あまり口出しはよくないのかと思います。
この6項目を変えていけるよう、息子の体重が増えないよう頑張るのも親の仕事ですね。
生活習慣の項目(1.2.9・13・15)は不登校中であるならば、親は黙認していてもよいかと思います。
優先順位としては、親ができる食事の内容・環境の整備が大事といえます。
毎日の家庭の料理をちょっと気をつけるだけで、家族健康度がグン!とアップします。
ぜひ、実行したいものです。
肥満度の計算ができます▼
肥満度とは、標準体重に対してどのくらい体重がオーバーしているかをパーセントで算出し判定するものです。標準体重は検診などの全国の平均値をもとに決められています。身長が同じでも、年齢、性別によって体形や体組成に差が生じてきますので、標準体重は男女別・年齢別・身長別で算出されています。
BMIとは「肥満度をあらわす指標」のことで、成人の肥満度を評価する代表的な計算方法です。最も病気にかかりにくい体重を調査し、その値を理想体重としているのが特徴です。(体重の単純な平均値ではなく、見た目のスタイルの良さなども考慮されていません。)
不登校を経験して、子供との距離の取り方を考えることが多くなりました。
近すぎると過干渉となりますが、離れすぎもいけません。
そんなことも、不登校を経験してわかることの一つでした。
以前に、京都の大原に1泊で友人と行った時のことです。
私が新卒で入った仕事場の同期の4人で、○十年以上ぶりの再会です。それぞれ辞めた時期は3年目・5年目・6年目と違います。
子供がいる人・いない人、色々です。でもみんな今も仕事はしています。
その中で、中2の女の子のお母さん(A子)がいます。A子は実の母と同居で、ご主人ともに行政で働いています。
彼女は仕事が忙しくほとんど家事ができない。みかねて母がやってくれる。お弁当も娘が自分で詰めていく。と言っていました。
「子供に関しては何もしていない」と言いう彼女。
少し前の私なら、「そんなことじゃダメよ。勉強は?クラブは?」と他人の家庭のことにまで口を出していました。
自分の方法以外は認められなかったんです。
でも息子の不登校を経験して、彼女の場合子供に手をかけないことが良い状態なのだと見ていてわかります。娘さんも、朝は自分で起きて登校されていますし、家のことも手伝っておられるようです。
それもA子が自分がするべきことはしっかりとし、できないことは家族に頼み、素直に感謝できることの結果なのだろうなぁと感じました。
自分なら、やらなくていいことまで私がやらなくちゃと手と口を出していたなと今ではわかります。
でも以前は、これが全くわからなかったんですよね。
子供との距離の取り方について、考えさせられます。
息子についていえば、あまり率先してしゃべるタイプではありません。ついこちらから話しの糸口をつかもうとしゃべってしまいます。
それが、息子にしたらうるさい・めんどくさいとなるようです。
それならば、あまり口を出さずに見守ろうと思っていると今度は息子のほうから近寄ってきます。いったいどっちなん?という感じです。
中2の頃の息子は、思春期に入っていますのでいつまでも小さな子供扱いではいけないと思っていました。でも男の子ということもあるため考えていることがいまいちわかりません。
特に朝の登校前はこちらから何かいおうものなら、すごく不機嫌な顔で怒っています。
支援の藤本先生に伺った時に、「もうほっといていいですか?」と聞いたこともありました。
さすがに「極端ではなく中庸が大事ですよ」といわれてしまいました。
以前藤本先生のブログでコメントさせてもらった時のお返事で、とてもぴったり来る言葉をいただきました。(引用させていただきます)
まさにこの心境です。でも投げ出しちゃダメですよね。
そして高2の娘の場合は、又違うと感じさせられます。
娘に対しては同性ということもあり、ついつい自分の考え方を言いたくなります。心のどこかに、娘が母親になった時に伝えたいと言う思いがあるのでしょうか。
今まで娘には手や口を出しすぎていたのだと思います
娘 「お母さん、どうしよう〜」
母 「こうしたら」
という図式が出来上がっていました。
それが、息子の不登校で私の意識が息子にばかりいき、娘の手を放した形になっていました。
支援を受け始めて、娘への対応も変えました。
娘への口出しをしないように対応すると、娘はなんで答えてくれないの?と不満に感じるようです。
そして、『お母さんに言っても答えてくれないし』 となってしまいます。
我が家の子供との距離をみつけることが、これからの私の課題でしょうか。
我が子が不登校になった時、母親は仕事をどうするか?誰もが悩まれたのではないでしょうか。
我が家も、息子が不登校になった時、私はフルタイムで仕事をしていました。
朝は朝で自分の出勤時間が気になります。このため、最初は息子が今日は休むというと、
「わかった。じゃあお母さんは行ってくるからね」と。
朝起きていないと、いったい何時に起きたのかわからず、仕事先から何度も電話をいれますが、息子はでません。昼間は何をしているのか検討もつきませんでした。
一度息子に「昼間寝てるのはさみしいから?」と聞くと「そうや」との返事に言葉がありませんでした。
昼間親の目が届かないということはお昼御飯の問題もでてきます。
息子に今日のお昼は、コレといっておいても、自分で好きなものを作って食べていることもありました。
ネットで情報を集めていた時も、『子供の一大事なのだから仕事にいってる場合じゃない』といった趣旨の所もありました。
その考え方も否定できません。
でも、息子が不登校になったのは13才。
あと5年もすれば、なんらかの形で違う道へ進んでいくだろう。じゃあその時親の私はどうしているだろう。
こう考えると家でずっといることがたまらなくイヤでした。
息子が立ち直ってから仕事をすればいいじゃないかとも思いましたが、今度は私の年齢がたちふさがります。
息子が新たな道を歩き出した時に、私は何をしているのか、何も手の中に残らないのではないかと考えると、『仕事をやめない』選択をしました。
もちろん仕事を続けることで家族にしわよせがいきます。家事も完璧にはできません。昼間の息子のことも気になります。
問題から逃げるために仕事を選んだのかもしれません。
仕事を続けることは、母親のわがままといわれるとその通りかもしれません。
でも、仕事を続けることで多少のお金は使えます。
公共の機関はお金はかかりませんが、息子に直接働きかけてくれる所はありませんでした。
この仕事をするという選択をしたことで、問題解決のためにお金を使うという道があるのではないかと考えました。
多少のお金はかかっても、息子の時間を無駄にしないのならそれも一つの方法ではないかと。
もし仕事をやめて家にいてれば、きっと息子への口出しが多い私はもっと息子を追い詰めていたかもしれません。
自分が安心したいがために、息子の一挙手一投足まで指図していたのではないでしょうか?
この時の決断が、我が家の家族としての新しい一歩だったのだと今感じています。
息子が中1の3月14日に初めてファーストホームエデュケーションに相談の電話をいれました。
その時は相談専門の係りの方がいるのだろうと思っており、最後にお名前を伺うと藤本先生でした。今思えばよくその場にいらっしゃったものだと。
以前何かのお話のおりに、相談の電話には自分で出るようにしていると言っておられ、
先生の相談一つ一つに対する姿勢がうかがえるようです。
不登校を経験された親御さんは、皆さんきっかけの時期になると過去の記憶がよみがえるようです。
支援をお願いするまでに本当にたくさんの岐路があったのだなぁと思いました。
もし、病院で病名がついていたら
もし、フリースクールで失敗していたら
もし、私立のフリースクールに行っていたら
もし、家から出ることができなければ
過去の記録の中で気づいたのですが、息子は不登校初期は、「学校へしんどいから行けない」と言いましたが、安定期になると息子は「 学校に行きたくない」とは一度もいいませんでした。
『行かないといけないと思っているけどどうしたらいいかわからない』という気持ちが大きかったようです。本当は学校に行きたかったのだなぁと気づかされました。
色々な不登校の子供さんがいると思いますが、もし息子と同じようなお子さんがおられれば、ぜひ方法を探してください。
復学から半年後、不登校だった息子はなんとか『学校へは行くもの』という意識が定着してきたように見えました。
息子はアレルギー性の鼻炎があります。だいたい4月〜6月くらいに鼻炎の症状がでて苦しんでいるようです。というのも私はその苦しさがわからず「夜寝るとき鼻がつまって息ができない」という息子に「そんな両方一度につまることないやろ」と言っていました。
(後で耳鼻科の先生にうかがったら怒られました)
支援の先生方のおかげで、学校にむきあうことはできました。しかし息子の性格やコミュニケーション能力はそうすぐには代わりません。
支援の藤本先生に鼻炎でそのうちこけるかもと心配していますと相談させてもらうと、
このことは学校の担任の先生にもお話しました。
「確かにクラスには、喘息や鼻炎で苦しんでいるお友達がいますが、みんなあまり言いませんね。」と言っておられました。
もう息子の年齢になってくるとあまり大げさなふるまいも人とつきあっていくうえでのハードルになるのかもしれません。
耳が痛いと2・3日前から言っていた息子。
もともとアレルギー性鼻炎を持っているため、症状として耳もかゆくなることはありえます。しかし基本的には耳そうじのやりすぎ!
翌日朝起こすと
耳が痛くて歩けない、動かれへん、どうしよう、学校もうでる時間や。ずっと続いていたのにこんなんで休むなんて。
でもやっぱり休んだらあかんやろな。お母さんどうしよう。
不登校前なら、「それくらい大丈夫やから、学校行きなさい!」と言っていました。
しかし五月雨登校中は「行けないんやったら仕方ないな、学校へ電話しとくよ」
という感じでした。今思いだしても両極端です。
今までの対応をことごとく考え直してきましたので、このとっさの対応に悩みます。
息子は今すぐ返事を求めてきます。私の心の中では、「藤本先生に聞くからちょっと待って!」という感じでしたが、息子の前で聞くことはできません。
仕方ないので、ここは私はわからないという立場をとりました。
歩いても痛い、学校無理やわ。病院行く。
そこで選択肢が4つ
息子の頭の中には『学校へ行く』 という選択肢はなかったようで、とにかく耳が痛いから動けない・・・この時点で④はなくなりました。
とりあえず朝一番で病院へいこうと話し、それまで安静を言いわたしました。
その後、支援の藤本先生に連絡をとらせてもらいました。
息子には9時に家をでるからと言ってありましたが、様子を見にいくと熟睡しています。
たんに眠たいだけじゃないの?と思ってしまいました。
耳鼻科で診察してもらったところ外耳炎ということで、耳掃除のやりすぎで傷がつきバイキンが入ったようです。
診察で耳をみてもらう時に、ちょっと触っただけで痛い痛いと騒ぎます。ドクターも大袈裟やなぁ と多少呆れ顔でした。
(この大袈裟という言葉と息子は同義語のようです)
診察終了後に、再度息子の意思を確認します。
あまり自覚のない息子です
以前のような不安はありませんが、やはり心のどこかで怖さはあります。
明日は無事登校するでしょうか?
朝の失敗を一つ。
3月の時期の息子はアレルギーから目がかゆくなり、それをこするため目がはれてお岩さん状態です。
顔一面にニキビとアレルギーの症状がでているため、わが息子ながらちょっとヘン。学校でも友達に言われてないかなぁとも思いますが、仕方ないですね。
朝なかなか起きない息子を毎日起こすわけですが、7時に起こしても起きません。
その時は、以前助言していただいたように、母は性能の良い目覚ましに徹しようと思ってます。
しかし息子のほうが上手なのか、私の言い方がまだまだなのか起きないんですよね。
アレルギーの症状がひどくなって、夜寝るべき時間に熟睡できていないのが一番の問題だとは思います。
休みの日は朝4時ころから起きています。そのあと眠くなって8時ころに寝てしまいます。この間の休日は昼すぎまで寝ていました。不登校中を思いだします。でも登校日にはなんとか起きるようになりました。
これも先生方が意識付けをしていただいたおかげです。
2回目7時30分に起こします。本当ならこの時間に家をでたいようです
今日は7時28分に制服に着替えておりてきました。
というしだいです。又余計なことを言ってしまったようです。
今まではここで、「あんたが早く起きないからやろ」 と言っていたのですが、さすがに勉強しましたので今はなにも言わないほうがいいと、じっと我慢です。
春休み中に、息子の訪問のM先生がこられました。
今日は、皮膚科へ自分で行くと言っていたので、支援の藤本先生から連絡が入った時は、どうするのかと思っていました。
夕方、訪問していただき息子の口から皮膚科受診のことを話したようです。
実際、最近は退屈している様子で、私にゲームの話をしてきたり、〜食べにいこうといったりしていました。
息子も先生を、心待ちにしていました。
今日はもう一点、春休みの宿題のチェックも考えておられました。
母親の私には、もう1つ終わったと言っていたのですが、やっぱり全然だったようで・・・
M先生は、しばらく宿題をみていただき、そのあとで息子と一緒に皮膚科と食事につきあってくださいました。
帰られる時に送らせていただきお話を伺いました。
食事の間中、息子はひたすらしゃべっていたようです。
それにつきあってじょうずに聞きだしていただいたM先生はさすがプロですねぇ(^^;)
現在、登校に関しては問題ないでしょうと言っていただきとてもうれしいです。ただ、ガス抜きが自分でできていないとのことで、自分で学校でのストレスとうまくつきあえるようになるのは、難しいようです。
親の私からみても、登校に関しては安心できるレベルにまでなったのでないかと思います。けれども、新学期新しいクラス・新しい担任・難しくなる勉強とまだまだハードルがたくさんあるようです。
家族の中での問題もたくさんあります。
M先生も、『春休みの宿題が全部終わらせることができるかどうか気になります』と言っておられました。
でもここまで息子の登校に対する意識が変わるとは思っていませんでした。
ここまでにしてくださった先生方に感謝です
このブログも見てくださったようで、励ましのお言葉をいただきました。
とてもうれしかったです。
ありがとうございまいした。