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最近気になっているドラマがあります。
『過保護のカホコ』
見ていますか?
このドラマ、不登校を経験した親なら、ちょっとドッキリする内容なんです。
水曜10時日本テレビ系で放送中です。
主役のカホコに高畑充希。お母さん役に黒木瞳・父親に時任三郎、そして相手役に 竹内涼真。
内容を簡単に書いておきますね。
ヒロインのカホコこと根本加穂子は、全ての行動を親任せにする過保護の性格を持つ箱入り娘で、外泊はおろか買物すらしたことがない。そんなカホコとは性格が全く反対な青年・麦野初との出逢いで、人生観が一変する。
母親役の黒木瞳がうまい!
確かにドラマなので、多少誇張はされていますが、自分に思いあたることもチラホラ・・・
朝は起こしてあげないと、この子は起きれない
食事の支度は、子供には無理
仕事なんてできるんだろうか
学校への送り迎えも、車で送っていくのもアリ
こんなことを思っていた自分がいます。
もちろん、今はこれでは子供の成長を邪魔しているとわかりますが、当時は疑いもしなかったというか。((+_+))
ドラマの中では、カホコが好きになった麦野くんの言葉で、少しずつ目覚めていくのですが、現実にはこんな家庭も今はあるかもしれません。
ただ、以前は中学生や高校生の子どもに対する過保護だったのが、今では大学生の過保護がドラマになるということは、実際にも子供の自立は遅くなってきているということかなと思います。
ドラマの1話だったかな。
お母さんのセリフで
『私は、この子より先には亡くなることはできない。そんな可哀そうなことはできない』というようなセリフがありました。
普通は、親の方が先に死ぬのだから、親がいなくなっても子供が生活できるようにと願うのが普通ですよね。
子供の自立を想像できない親は、過保護になるのかもしれません。
私も、子供が中学生の頃は、なんでも自分がやらないと気のすまない親でした。
でも、それって、子供を信用していない裏返しなんですね。
子供が失敗するのは、とっても怖いです。まるで、自分の失敗を責められているように感じます。
でも、それって子供を自分の中の一つと思っている所からのスタートになっているということ。
子供の失敗も、黙って見守っているくらい大きな親にならないといけないということなんですね。
ドラマは、カホコが母親に自立宣言(全部自分でやる!)をし、母が家を出ていくところで終わりました。
なにやら ネットでは相手役の竹内涼真のまっすぐな言葉に胸キュンで盛り上がっているとか。
今後の展開が楽しみです。