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息子が中3になった4月末に書いた記事です。

親は、そろそろ受験が気になるけど、本人にはその気配もないという毎日でした。そんな毎日に頼りになるのはやっぱり訪問の先生です。

 




 

訪問の先生

 

今日は、息子の訪問のM先生がこられました。

息子の登校のことだけに関しては、ほぼ安定しているとみていただきました。親もほっとしました。
ただし、「よかった。これで終わり」にならないのが、継続登校の難しさです。

支援の藤本先生や訪問の先生方は、登校できた、その次の段階である受験のことまで視野にいれておられます。

 

今回の訪問の目的は

訪問のM先生は、今日は勉強はなしで息子のガス抜きと、明日の準備・部屋の片づけを一緒にみていただきました。
その後、夕食に連れて行っていただき受験に対する意識づけをしていただきました。

 

ほぼ1カ月ぶりの先生の訪問だったので、息子の喜びも大きかったようです。

受験や進路のことについて、息子に聞いてくださいました。
なんと「工業高校へ行きたい」と言ったそうです。

息子の頭の中では、工業高校=物を作ること、と思っているようです。
ちょっと違うような気もしますが、M先生に聞くと、今の段階では、それで充分と言ってもらいました。

工業高校へ行ったら何がしたい?

何科がいい?

どのへん(場所)がいい?

そこへ行くために勉強をどれくらいしないといけない?

勉強はどうやってする?

というようなことを、夏くらいまでに考えていけると良いそうです。

一度不登校を体験している息子は、自分の望むことでなければ又行かなくなる可能性は0ではありません。
自分で、したい・この高校がいいという気持ちが大事なようです。

 

勉強面での1年間のブランクは息子にとっての借金です。周りに追い付くことができるのか?受験ができるレベルにまで、持っていくことができるのか?

 

まだまだ具体的なことは何も考えていない息子です。今は、訪問の先生方に引っ張ってもらっている状況です。

それでも息子の口から高校へ行きたいという意欲が出てきました。
1年前から比べると息子の成長のあかしのようでとてもうれしいです。

 

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コメントいただきました

 

コメント(藤本先生)

成長が目に見えてとてもうれしいですねえ

イメージが本人の中にあるとはまだ思っていなかったので私にとっても嬉しい誤算です。

それも今の中学校での皆さんの支えでしっかり適応できてきているお陰ですね。あらためて感謝です。

 

さあここから次のステップ見通していかないとね!また大変なことはあると思いますがポジティブに一緒に頑張りましょうね

→藤本先生へ返信(ちゃろ)

『次のステップ・大変なこと』やっぱり、色々ありそうです。

でも、起こる前から心配していても始まりませんよね。

ポジティブに!ですね。

これからも、どうぞよろしくお願いします。

 

 

コメント(メロディさん)

受験、進路、難しい問題を考えなくてはいけない時期ですね。

ウチはまだ中2と中1、いや、もう中2と中1かな~?

どんなことをしたいか?どこの高校に行くか?

その為にはどんな勉強をどのくらい、どうやってしていけばいいか?

そうやって考えていく必要がありますよね。

きっといっぱい悩んだり苦しんだりするんだろうな~

親は飲み込まれないように、笑顔で見守りたいですね^^

→メロディさんへ返信(ちゃろ)

メロディさんちのように、親子の会話がいっぱいだと安心ですね。

受験は、親が口を出しすぎると提案になって、よくないですよね。

でも、何も言わないのもいけないようで、中々難しいです。

 

>親は飲み込まれないように、笑顔で見守りたいですね

本当に、これにつきるかもしれません。



 

いくらで売れる

 

昭和の日の祝日、息子は何も予定がないようで、朝も普通にいつもの時刻に起きてきました。
午前中は姉が起きてくるまで、ずっとパソコンをしています。
(姉が起きてくると、自動的に?立ち退かされます)

お昼前になると、息子の正確な腹時計が鳴り出すようで、『お母さんお昼何〜?』とうるさいです。

息子から話しをしてきました。

息子
息子
お母さん今日は買い物行かないん?
行かないよ
母
息子
息子
えーっと、古本市場で○○のゲームが〜円やねん
そう
母
息子
息子
それで、ブックオフで〜円やねん
そう
母

なかなか、かみ合わない会話です。
結局は『ゲームを売りたいから連れて行って』と言えばいいのに、何故こうなのか?
でも、以前ならここで息子の方からあきらめていましたが、今回は粘っていました。

息子のお小遣いは1000円です。
そしてほとんどアーカイブスでゲームをダウンロードする(600円)ことと、お菓子に消えていくようです。
なのでゲームを売ったお金がいくらになるかは、息子にとって大問題のようです。
ネットで買取価格を調べ一番高い店へいきます。

ゲーム屋で、300円高く売れた!
もう少し早く売ればもっと高かったかなぁ・・・
と色々算段していました。

その計算力を他のことにも使ってほしいです

こうやって自分で考えはじめている息子をみると、生きていく力が成長しているのかなあと思わせてくれます。
でも、この情熱が他の方向へむいてくれたら・・・ねぇ(^^;)