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今回は、息子が中学3年生のGWの頃の記事です。

中1の6月から不登校になり、中2の7月に再登校した息子は、支援の先生のおかげで登校を続けることができていました。

しかし、まだまだ安心して登校を見守っていける状態には見えず、親も心配でいっぱいな状況でした。できるだけ、親の不安を出さないことが一番の親の役目でした

 




自転車がほしい


GW最終日ですが、我が家はどこへも出かけず、近所への買い物と掃除でおわりそうです。息子は、もう買い物にもついてきてくれません。

親としては、少しさみしいですが、中学3年生の男の子とすれば、普通なのかなぁと・・・

 

息子は、GW期間中ひたすらゲームとパソコンですごしています。
途中で、自転車で10km〜20km走り、ゲーム屋へ行ってきたようです。
明日の登校に不安がよぎりますが、きっと大丈夫(だと思いたい)

 

休みの前から息子の自転車の買い替えの話が出ていました。
主人の自転車で使っていないものがあるので、これを使わせようかとも思ったのですが、もし盗られたり、壊れたりすると主人の雷がおちそうで・・・。

 

支援の先生にも相談しました。

藤本先生返答
やはり、ご主人の思い入れのあるものより、彼専用のものを買ってください

 

夫とも話し合って、新しく購入することにしたのですが、なかなか息子のほうから言いません。どうも、息子は『おねだり』が下手くそなようです。

 

息子
息子
これは、高いし・・きっとあかんし・・
最初からあきらめるな!
自分がほしいのは、これとちゃんと決めろ!
値段のことは、あとで考えたらいいんや!
父

息子が最初からあきらめるようなことをいうので、夫も買う気がなくなってしまうようです。とうとう、数日前に夫のカミナリが落ちました。

 

お父さんの自転車を使っておいて、新しい自転車も探しておけばいいのに、『要領の良さ』という経験値が低い息子です。

 

そんなことがあったので、息子から自転車を見にいきたいといったことは、ちょっとうれしかったです。

自転車屋で、どんなのがいいのかと色々見ていると、27インチで変速が多いものを見ていて、これ!と思うものがあったようです。

息子の場合は、一度決めたら他の店で見てから〜ということはないようで、自分の服でも執着がなく、「なんでもいいよ。はぁ」といつもため息付きです。

そんな息子でしたので、自転車屋で『こんなのがいい・これはちょっと・・』と珍しく主張していたことはうれしい驚きです。

運動量アップのためにも、自転車を活用してほしいなぁと思います。

 

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参観

 

GWの後、週末に息子の参観日がありました。
中1の6月から不登校でしたので、息子の参観は3年間通して、今日でやっと2度目です。
クラスの中に息子がいるだけで、とてもうれしい。

 

この日、9時半頃になんと学校から電話が・・・。いったい今度は何を起こしたのかとびっくりです
保健室の先生からでした。

保健の先生
保健の先生
『アレルギーで、目があかない状態で、
今保健室にきています。休んでもらっていますが、どう対処しましょうか?
目が痛くて、歩けないと言っていますが。』

 

申し訳ありません。歩けないのなら、教室で動かず、授業をしっかり聞くように言ってください。
母

 

実は、前日に課題ができていないといい息子はいつもより遅くまで起きていました。そのわりには、ずっとゲームをしていたり・・・
その結果、睡眠不足でアレルギーの状態が悪化したのではないかと思います。

 

学校へ参観でいくと、わざわざ保健の先生がきてくださいました。一度眼科への受診をすすめられました。

息子は、眼帯をして、授業を受けています。私の中では、じっと座って授業をうける息子の姿が新鮮です。ましてや、ノートをとったり授業に参加している。

ちょっと私の意識が低すぎですか?でも不登校を経験した親御さんなんらわかりますよね(^^;)

 

帰宅後、眼科受診を決めていたのですが、息子は痛くなった理由がわかったから、もう受診はしないといいます。いつも塗っている薬の塗り忘れだそうです。
薬の必要性がわかれば、これも経験かと。

 

参観で暮らすの様子も見てきました。1クラス35人。
なんとなく男の子はまだ幼いようす、女の子は、みんなキレイ☆

中学3年生という言葉をきくと、みんな大人のようかな?と想像していたのですが、まあうちの息子と似た感じです。

息子がこのクラスの中で居場所があることがうれしいです。
とってもよさそうなクラスでした。

 

帰りに言った息子の一言は、「廊下のお母さん方がうるさい」でした(-_-;)

 

コメントいただきました

 

コメント(ホー母さん)

はじめまして

不登校の中2の次男をもつ母です。我が息子は一年間の引きこもりから適応指導教室を経て4月から学校復帰をめざしての別室登校もGWを境に危うくなってしまい悩んで色々検索したところこちらのブログにたどり着きました。

ご子息、頑張って登校されているのですね!我が事のようにうれしいです。行きたいけど…と苦しんでいる我が子の姿とだぶってしまって。

体重管理、お金、ゲーム…諸々のエピソードが我が子そのままで!そんなご子息が復学できてる事は励みであり明るい光のようです。

毎朝うちのめされてばかりですがまだ息子をあきらめずにいよう、と勇気づけられました。 応援し続けますね

→ホー母さんへ返信(ちゃろ)
たくさんあるブログの中からここへきていただき、コメントまでいただけたことをとてもうれしく思います。
ありがとうございます!我が家は、中1から不登校が始まり、中2の7月に復学するまで、息子にも母にもいろんなことがありました。その時のつらい気持ちは、思いだすと今でも胸が痛いです。ホー母さんの悩みや辛い気持ちが容易に想像できるだけに、他人事とは思えません。

以前の記事も読んでいただいたんですね。ありがとうございます。今我が家の道のりを過去記事として、少しずつ残していこうと思っています。それが、どなたかのお役にたてば、とてもうれしいです。

あんな状況でも息子はたくさんの人に助けられ学校へ戻り、毎日格闘しています。

私は、親の役目はあきらめずに色々な道を模索することではないかと思っています。

息子の苦しむ姿をみると辛いので、もういいと思いたくなりますが、あきらめずにがんばっていきましょうね。私も応援しています。どうぞ、又遊びにきてくださいね。

 

コメント(空飛ぶミケ猫さん)

ブログを拝読しました。

すばらしいですね。

お子さんの思いの何を通して、何を頑張らせるのかが、ちゃろさんの中でとてもスッキリと区別されている様子を感じました。

そして、何よりも

“ハイ!次、ハイ!次!”ではなく

“今”を喜び、“今”に感謝しているちゃろさんの姿勢が素敵だと思いました。

ブログ上のお付き合いで、お子さんが不登校になりかけた方、真っ最中の方…いろいろですが、ちゃろさんはそれらの方とは少し違うとらえ方をしているように思いました。

“意識が低すぎる?”と書かれていますが、そんなことはないと思います。

それらに喜び感謝したり、新鮮に受けとめるお気持ちと、“現状に満足して先を考えない”というのはまったく別のことですから…。

現状に十分な価値を見いだしながら、さらに…と考える、それが素晴らしいと思いました。

→空飛ぶミケ猫さんへ返信(ちゃろ)

わざわざお越し下さり、ありがとうございます。

そのうえ、分不相応なほどほめていただいたようで、書き直したくなりました。(笑)息子が学校ですごしている、それだけのことが新鮮な一日でした。

まだまだ問題のある我が家ですが、ブログでいろいろな方のお話を聞かせていただくと頑張ろうと気付かせていただいています。

空飛ぶミケ猫さんにコメントをいただいて、又ちょっとがんばろうと思わせていただきました。ありがとうございました。

 

 最後に

 

この時期の息子は、登校は安定してきていました。それでも、毎日学校へ行くと何かしら問題が起こります。
でも、この問題こそが息子にとっての成長の糧だったんだなあと今ならわかります。

 

家での父親との会話一つとっても、まだまだ親の方が変わり切れていなくて、息子の反発を招いてしまうことが多々ありました。父親も母親も家庭教育という勉強をさせてもらっていた時期でした。

 

そんな息子を参観とはいえ、学校で他の子どもさん達と一緒にいる姿を見ることは最高のご褒美でした。
もちろん、勉強で良い点数をとるといったことは全然かないませんが、そんなことよりも、大事なことがあると気づかせていただいた日々でした。