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再登校にむけて、中学校へ説明をしに行く日がやってきました。

ここから、学校関係者者への連絡はもちろん、息子自身にも準備をすすめて行く必要があります。

 

学校対応 6月5日

 

この日は、復学のためのお願いに支援の藤本先生・訪問のM先生・母親で息子の中学校へいきました。
学校側は校長先生・教頭先生・担任のT先生・特別支援担当の先生です。

 

まず、息子に話しをしなくてはいけません
訪問のM先生が、息子に学校へ行ってくることを伝えます。藤本先生も息子に話をしてくださいました。

 

いざ、学校に説明へ

その後、学校へ。校長室でお話しさせていただきました。
学校の先生方からみれば、支援の先生は外部の人間ですので、ある程度の不信感はあったと思います。

もちろん担任のT先生には、不登校専門の機関にお願いしたことは話してありますが、あまり詳しくは説明していません。まだ、登校できていないこの時の状態では、仕方のないことのように思います。

 

母親の方から、今までの経緯と、この支援機関にお願いするに至った理由、息子には学校が必要だと実感していることなどをお話させてもらい、学校側への協力の依頼をお願いしました。

 

学校の先生方も、半信半疑であったと思います。
『とにかく息子さんが学校へこれるのなら、なんでも手伝います』という姿勢を前面にあらわしていただき、感謝の言葉もありません。

 

息子の現状は

藤本先生の方から、学校の先生方に息子の現状を説明していただきました。そして、訪問のM先生の果たしている役割も説明します。

 

藤本先生『現状では、完全な状態とは言えません。登校しても足りない状態です。先生方には、ご苦労をかけると思いますが、ご協力をお願いしたいのです。』

学校  「学校にさえ、来ることができればいくらでも協力させてもらいます」

藤本先生「周りの環境のことで、気になる部分があるのですが。周り中からいじめられていると、本人が言ったこともあるようです。実際は、どうかわかりませんが。」

 

担任のT先生もそう思いますと話されていました
驚いたことに、T先生は、小学校6年時の息子の担任の先生と連絡をとり、様子を把握していただいていたようです。

 

不登校前の息子の様子で、授業中の息子の奇異な態度(頭をかきむしる・耳をひっぱる・手を傷つける)にまわりは、引いていたようです。

このような状態があったので、学校側は、とにかく登校さえできればと考えられていたのだと思います。

 

スケジュールの打ち合わせと挨拶の練習

今後の、おおまかなスケジュールを打ち合わせをし、この後すぐに担任のT先生の家庭訪問をお願いしました。夜の7時をすぎていましたが、T先生は心よく引き受けてくださいました。

 

藤本先生と訪問のM先生とで、自宅に戻ってもらい息子に説明します。

この時、母親は外で待機しいていたため、実際にはどのような様子であったかはわかりません。後でうかがったところ、訪問のM先生が、息子に話をし、今から担任のT先生がくるから、ちゃんとあいさつしようと練習させてくださったようです。

 

この時期、息子の話題はゲームのことばかりです。訪問のM先生がこられている嬉しさから、息子はすぐゲームの話をしたがります。
それを方向修正してあいさつをする大事さを息子にわからせるのは、並大抵のことではなかったと思います。

 

担任の先生の家庭訪問

担任のT先生がこられました
息子の口から、「7月4日から学校に行けるようにがんばります。よろしくお願いします」 といえました。

 

その後担任のT先生に学校の様子を教えていただき、訪問のM先生と一緒にいろいろ聞かせてもらったようです。

 

その後、藤本先生に今後の見通しを教えていただきました。
7月4日に登校、夏休みまでの2週間で短期適応を目指し、夏休みで小休止。
9月から第2段階という感じだということでした。

 

息子の場合は、息子の味方となってささえてくれる立場の訪問の先生が2人。
厳しく注意する立場が藤本先生。
しかし多少息子よりとなっているため、今後さらに厳しい立場としての、外部の先生にお願いすることも考えているとのことでした。

 

登校刺激から始まった、復学への階段を又一歩上った感じです。

息子の心の中はどうだったのかは、わかりませんが、
母親としては、息子の前進をじゃましないようにするだけで精いっぱいでした。

 

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訪問の先生 その3 6月9日

 

前日の日曜日に、かねてから話のあった息子の髪カットにつれていきました。一人でいかせることはできませんでしたが、親は車で待つことにし、散髪屋でのお店の方とのやりとりは、すべて自分でしました。

今までなら、親もついて中へ入り、いちいち口出ししていたのがウソのようです。

 

この日は、M先生はこの日昼すぎにこられて、母の帰宅前に帰られていました。
どんな様子だったのかわかりませんが、息子の部屋へ行くと、部屋が心なしか片付いています。息子は机に座って何かしています。

 

母「ごはんよ。部屋きれいになったね。どうしたの?」

息子「・・・・」

少ししてから、夕食を食べにきました。その時もこちらから話しかけても無言です。
怒っているのとは少し違うような感じでしたが、自分からすすんで話をする気分になれないようです。

 

M先生に何か言われたのでしょうか?それとも、学校への不安があるのでしょうか?

登校までのスケジュール表を作っていただいていました。それにそって、朝起きる練習もしないとといわれています。

 

この時、息子がどのように思っていたのか、想像することしかできません。根掘り葉掘り聞きたくなりますが、じっとがまんですね。

 

 

再登校への不安 6月11日

 

 

この日、同じ学年の子どもがいる知り合いのお母さんとお話しする機会がありました。不登校初期から、いろいろ気にかけてくれていた方です。

 

息子が、支援機関に依頼し復学の準備をすすめていることを話すと、相手のお母さんに、「急に6時間目まで大丈夫なの?」と聞かれました。

確かに、そのとおりです。

7月4日は再登校は可能だろうと思います。しかし、息子は登校した学校でどうするのでしょうか?ちんぷんかんぷんの授業は?

再登校日は金曜日です。週明けの月曜日が危なそうです。

 

登校してからの我慢を、訪問の先生は息子にどのように話すのでしょうか?たくさんの不安で一杯です。

後日、この心配について教えていただきました。

母   「登校後、授業中座っていられるのでしょうか?」

藤本先生「がんばってもらいましょう」

母   「体育がプールですが、大丈夫でしょうか?最初の行き渋りも体育が原因だったようです」

藤本先生「息子さんと訪問の先生で約束を決めます。最初だけ見学してもOK?又は3回までは見学してOK?などというようにします」

 

 

制服準備 6月12日

 

 

息子は、中1の6月から不登校になったため、夏の制服がありません。夏の制服(ズボン)を用意しないといけません。
上着のポロシャツもサイズの大きいものが必要です。そのためには、サイズを測る必要があります。

しかし、すんなりサイズをはからせてくれるでしょうか?息子に直接母親から言ってもよいのかわかりません。翌日藤本先生に問い合わせたところ、訪問の先生にお願いするとのことでした。

 

不登校中に、かなり体型の変化した息子には、制服をもう一度見直さなくてはいけないようです。体操服も、以前のものははいりません。

もちろん出費は痛いですが、これも学校へ行けるからこそと思うと嬉しいです。

 

 

訪問の先生 その4 6月13日

 

訪問のM先生・N先生のお二人がこられました。

息子は珍しく朝早くから起きています。先生方が来られた後、母は用事で外出しました。
その間、どんな様子だったかはわかりません。16時頃母が帰宅すると、先生方と息子・娘でマリオカートをしています。

 

夜に、息子の部屋をみると、少し勉強した様子がありました

こうして少しずつでも勉強のために机の前に座る時間が作れれば、本人の自覚もでてくるのでしょうか。

 

-◇-◇-◇-◇-

この期間は、訪問の先生方が頻繁に我が家に来て息子に会ってくださいました。

訪問の先生による息子へのフォローがないと、再登校は難しいということも、傍でみていると実感していました。

 

藤本先生からツイートをいただきました(^^)/