Pocket

息子の不登校の初期の記録です。
中1の6月から不登校になり、夏休みを超えて、2学期からは登校できるかも・・・

そんな親のかすかな期待は、見事に壊れました。
親も徐々に向き合うのを避けていた時期でもあります。

スポンサーリンク

 

スクールカウンセラー 2(中1・11月)
月に1度スクールカウンセラーの先生に話を聞いてもらいます最初は息子も一緒にと思ったのですが、やっぱり息子は無理。

場所が学校ということも難しい原因だったのかと思います。そこで親の方が利用させてもらいました。

ただ相談の報告は担任の先生にいっていたと思うので、学校との唯一のつながりだったのでしょうか。

カウンセラーの先生は1度息子とあっているのですが、特にじっくりと話をしたわけでもないため、息子の性格や状態はわからないと思います。

この時期、息子が家にいるのが、日常となってきており、親の方も特に動こうという気持ちが薄れていた時期でした。

カウンセラーの先生も特に指示されるのではなく、私の話をひたすら聞いてくださいました。

ただ後になって思うのは、この時期は何か指示されても息子が受け入れたかどうかわからず、息子のことを考え続けるための場としてよかったのではないかと思っています。

その反面もっと他の方法があったのだろうか?と後悔もあります。

行った時に来月の予約をいれて帰ります。
予定に入っているから約束を守るためにいきましたが、そうでなければ親の方も日常の忙しさにまぎれて、子供のことから逃げてしまっていたかもしれません

この時先生に何を話したのか記憶がありません。
ただ来月に病院の受診予定があるため、
「いったいどうやって息子をつれていけばよいですか?」
「何と言って話せばよいですか?」
と聞くと

先生から、『うまくいくためのヒントをもらうために行ってみよう』と言ってみれば?」とアドバイスをもらいました。

 

ランキングに参加しています。
にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ

病院を受診(中1・12月)

病院のメンタルヘルス科を受診しました今まで病院にこのような科があることも知りませんでした。

ただ、私の中では、息子の不登校は病気ではないという漠然とした思いがありました。
又病院で処方される薬に対しても、あまり飲ませたくない思いがありました。

今回は、話の流れの中で学校の先生からの提案があり、気になることはすべて試してみようという思いから受診しました。

前日に息子に病院行こうかというと、「精神病院か・・・」と。

予約時間が決まっているのですが、30分間隔でその間に何人という決め方のため2時間待っても順番はきません。
小さな子供から大人までいろいろな患者さんがいました。

息子の担当は女医さんで、息子に様子を聞いてくれますが、息子の方から話そうとしません。
うつむいてそっぽをむいています。このまま黙っていてもらちがあかないので、私の方から経緯を話しました。

学校もいけていないこと。現在の状況など。
その様子を横でみていて息子がイライラしてきました。

息子 「もう外で待ってていい?」
母  「あんたのことなんやからあかんよ」
息子 「でもお母さんばっかりしゃべってるやん」

その会話を聞いて先生が、息子に聞いてくださいました

先生 「原因は何だったの?」
息子 「いじめや」

母親の私も初耳でした。

先生 「いつから?」
息子 「 小学校5年から」
先生 「 中学校入ってからもあるの?」
息子 「 クラスではないけど学校ではある」

そうだったのか という感じでびっくりしました

先生「それなら今はゆっくりしたほうがいいね。又来月予約をいれましょう。」

今でもゆっくりしているのに来月になっても何も変わっていないだろうという思いがあったため、学年がかわる3月に予約をお願いしました。

はたして、本当に小学校でいじめがあってそれが今も続いているのかどうかはわかりませんが、私の中では、まわりからいじめられる何かが息子の中にあるような気がします。

今回は特に話を聞くだけで、薬の処方や検査はありませんでした。
逆に薬でも処方されていたら、又飲ませるか飲ませないかで悩んだだろうと思います。

今はそっとしておくしかないのでしょうか。

 

不登校中の三者懇談(中1・12月)

三者懇談があり、不登校中の息子にも話がありました。
私は特に行かない理由もないため、学校と連絡をとりました

ただ息子は他の生徒さんには会いたくないだろうと思い、5時以降で担任の先生にお願いしました。

息子は懇談に行くのがイヤだとは言わなかったのですが、制服を着ることはとてもイヤだったようです。

夕方の時間でもあり、私もきちんと制服を着るように強制するほどのことでもないかと思い、ズボンと上着だけは制服で他は特にいいませんでした。

懇談中も息子はうつむいて、ため息ばかりついています。
担任の先生からの話もあまり乗り気ではありませんでした。

冬休みの宿題と連絡のプリントをもらって帰りました

この時期息子は家で、はたからみると楽しくすごしているようにみえました。
実際息子がどう思っていたのか、こちらからも聞こうとしなかったため推測するしかありません。

 

-◇-◇-◇-◇-

中1の11月・12月はほとんど記録がありません。親も向き合う覚悟ができていなかったこともあります。
また、このままそっとしておいた方が、親が楽という目の前の問題から逃げていた時期でもあったんですね。

親は子供と一緒になって問題を解決することは大事ですが、一緒の目線ではダメだということを知りました。
この時期の自分に足りなかったことは、

  • 息子の様子をみること。
  • 会話を増やすこと。
  • 息子が何を考えているかを想像すること。
  • 自分を振り返ること。
  • 不登校の情報を集めること。

もし、あなたが今不登校で我が家と同じ状態なら、一度試してみてくださいね。

スポンサーリンク