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中1 9月
 
息子の不登校初期のことをまとめています。
中1の6月頃から怪しくなり、夏休みを超えて9月。
二学期の開始直前でした。

不登校中の息子の気持ち
2学期が始まる前日、息子と向き合いました

 学校は○○にとってどんなところ?
  → 勉強するところ
 勉強はイヤ?
  → イヤじゃない
 朝起きた時どんな気持ち? 
  → 行かなきゃ/何だかなぁ 両方の気持ち
 学校に行った時は?
  → 普通に行って帰ってくるよ
 学校で何が楽しい?
  → 考えている時。でもみんなにあわさなきゃならないのはちょっとつらい
 家と外へ出るのはどっちがいい?
  → 外がいい 
 学校と他の場所はどっちがいい? 
  → 両方。ずっと学校はつらいけど、ぜんぜん違う所も何かイヤ
 学校に入れない?
  → そんなことはない
 学校の中でいるんならどこがいい?
  → クラスがいい。他の教室はイヤ
 フリースクールはどう?
  → 知ってる子がいないからイヤ(たくさんいてもイヤ?)

お母さんは学校に行ってほしいと思っている。
でも○○がいけないのもわかる。
行こうと努力してもいけないんだよね。

なら違う方法を考えるべきなのか。

学校で勉強をと言うより、友達・先生とのつながりを作ってほしい。

お母さんからの頼みは
 朝行けるかダメかはっきりしてほしい
 (行けないのなら母も無理じいをやめるべきなのか)
 学校へ行けなくてもきっちり朝起きてほしい。
 
この日は息子も落ち着いて話を聞いてくれました。

  

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中1 2学期

≪中1 2学期初日≫

朝起こしに行きますが、足が痛いと言って起きません。
息子は「頭が痛いから今日は無理」と体調不良を訴えます。
私は、2学期最初から行った方がいいんじゃないの?とすすめますが、この日も行けませんでした。

≪2学期2日目≫

朝起きますが、つらそうな顔をして座り込んでいます。
「さすがに2日目になったら行かなあかんよなぁ」

母「学校どうする?」

息子「お腹痛くなってきたし無理やわ」
  「ごめんって言っといて」
  「行かなあかんとは思うけど・・・」
  「明日は行くから」

息子が「ごめん」と言うのを聞いて、誰にあやまっているんだろう。
何も悪くないのにと思うと涙がでてきます

この時期朝の対応で悩んでいました。
息子の体調不良は続いており、朝息子の判断で行く・行かないを決めさせるべきか?
でもそうすると、ずっと無理かも・・・

  

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不登校中の外出
朝早くに一人で起きてきました。けれど学校の準備がわからず困っています。
部屋へ戻っていきました。

いつもの起床時間に起こしにいくと寝てしまっています。
結局2度寝してしまい起きれませんでした。

この日は母が休みだったため、息子に一緒に買い物へ行こうとさそいました。
息子は「休んでるから・・・やめとくわ」と。

私はずっと家の中にいるより、外へでたほうがいいと思っていました。でも息子は後ろめたい様子でした。

  

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適応指導教室
昨日の朝、今日も行かないというので
「じゃあ、前に言ってた学校と違うとこ(適応指導教室)に行く?」
「そうする」と息子の返事。

今日の朝7時頃から息子は起きており、朝からシャワーをかかっています。
息子はどういう所を想像していたかはわかりませんが、『そこ』へ行く気になっていたようです。

 母 「学校は?」
 息子「昨日言ってたとこ行く」
 母 「それは、適応指導教室(市立)のことだから今日すぐには無理だよ」
 息子「なんだ」
   「学校どうしよう」
   「やっぱり無理」

 母 「クラスに未練はないの?」
 息子「あんまり・・・」

私の住んでいる町には、公立のフリースクールがあり(無料です)、不登校の児童の受け皿としています。
学校との連携があり、学校へ戻ることを目的としています。

この日の息子の様子を見て、フリースクールの見学に行くべきか?
家でこもっているよりはいいだろうか?
本当にここでいいのか?
フリースクールから学校へ戻った子はいるの?
まだ学校にもどれる方法があるんじゃないか?

悩みはつきません

  

スクールカウンセラー
月に1回のペースで、スクールカウンセラーの先生に話を聞いてもらいます。
先生に順を追って説明していると頭と心の中が整理されていくようです。

仕事を早めに切り上げての相談だったので、先生にも遅くまで付き合ってもらいました。

この時期 ・勉強を全くしていない
     ・ゲームばかりしている
     ・朝きちんと起きない

これらのことを相談した時に、
「じゃあ、お母さんは何をして過ごしていたら安心しますか?」
と聞かれました。

言葉につまりました。

朝きちんと起きて、家で勉強して、ゲームも時間を守って・・・としていたら安心なのかもしれませんが、それができるなら学校へ行ってますよね。

主人と私は仕事、娘は高校へ行き、昼間は息子1人です。
一体何をしてすごしているのか、とても心配でした。
「どんな様子?」
「昼御飯食べた?」といつもお昼に電話をしていました。

  

-◇-◇-◇-◇-

『2学期になったら、きっと学校へ行けるだろう。』
そんな期待は、あっという間にくずれました。

でも、冷静に考えると、何も回りも本人も変わっていないのに、「行ける」と思うほうが無理があるともいえますね。
 

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