先日、久しぶりに娘から電話がかかってきました。
「お母さん、就職決まったよ~」
とっても嬉しい報告でした。
現在25才になる娘は、今関東で暮らしています。ずっとアルバイト生活をしていた娘にとって、初めての就活でした。
なかなか就職という壁を越えられなかった娘の頑張りを聞いてください。
娘の高校・大学時代は
息子が不登校で藤本先生にお世話になっていた時、娘は高校生。同じ家族の中で娘にも影響がでないわけがありません。
娘は不登校にはなりませんでしたが、いつ行かなくなってもおかしくない五月雨登校状態でした。
高校生なので、これはかなり危険です。単位を落とすと、進級・卒業できません。五月雨状態の娘が、留年してまで通えるなんて思えません。
詳しい話は、又の機会にしてここでは省きますね。
高校をなんとか卒業し、大学に進学します。
今度こそ友達を作って、楽しい学校生活を送ると決意していたようですが、大学でも友人ともめて、欠席がちになります。
結局、1年留年して5回生で卒業しました。
こんな状況だったので、普通でいう就活もできず、卒業できただけでも上出来という状況でした。
その後、家でバイトのみの生活をしていましたが、年末に関東へ。
就活への本気モードのきっかけは
関東でも、バイト生活です。
そんな生活が続いていましたが、住む所を変える必要ができました。それには、お金がいります。やっと就職したいという動機が強くなり、いろいろ方法も考えたようです。
就職を仲介する会社に登録し、そこでの就活システムに入っている試験や研修も受けたようです。
娘の場合は、大学は卒業していますが、留年しています。卒業後すぐに就職をしていないというデメリットもあります。
「どうして留年したの?」
「卒業してから何をしていたの?」
必ず面接で聞かれることですよね。それを、どう説明すればいいのかも、色々場数を踏んで対応してきた様子です。
仕事の条件は何を1番にする?
仕事を選ぶ時は、何を1番に選びますか?
お給料は?
仕事内容は?
待遇は?
色々と考えて、一人暮らしをするためには、どうしてもこれくらいの給料がいるということが1番ゆずれない所だったようです。
もちろん、楽な仕事はありません。でも、娘が大学時代に勉強したことにつながる仕事を選んでいました。
残業は月に30時間はありそうです。(^^;)
娘と話しをしていて、意外と逆境に強いタイプかもしれないと自分でも言っていました。
ちょうどアルバイトが終わりになり、その翌日に受けた面接で、良い返事がもらえ就職が決まったことを電話で報告してくれました。
親の心配はグッとこらえて
11月1日から入社です。それまでに住む所を見つけたいと行っていました。
あまり、体力のない娘なので、食べることはしっかりとして手をぬいてはいけないと釘をさしておきました。
もちろん、決まった会社がどんな会社かはわかりません。
もしかすると、今よく言われるブラック企業かもしれません。
仕事が厳しいかもしれません。
でも、希望に燃えている娘にそんな親の不安を言って気持ちをくじくことはいけませんよね。
多かれ少なかれ、仕事は大変な部分があります。定時で帰れる仕事ばかりではありません。でも、それを乗り越えることができるのも若いうちともいえます。
世間では、がんばりすぎて痛ましい結果となったニュースも耳にはいってきます。
でも、それを気にしていては、歩みが止まってしまいます。
どうしても、辛くなったら連絡してきなさいよ。
落ち着いたら、温泉でも一緒に行こう。
そういって、電話を切りました。
不安な要素はたくさんありますが、失敗も成功も、踏み出さないことには経験できません。今の娘には、もし失敗しても乗り越える力がたまっていると信じています。
娘と温泉旅行に行ける日を楽しみに待ちたいと思います。
就職おめでとう♪