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- 我が家の不登校の軌跡(中学生の息子) - 社会人
前回の記事の続きです。
コチラの記事→社会人になった息子に親ができることは
親も覚悟を決めて、話をした結果息子が動き出しました。
親が子どもに話をするために大事な3つのこと
子どもに話をするということは、とても大事なことです。
あまり子どもと会話のない我家の場合は、特に大事といえます。
1 話の終着点(落とし所)を決める
親から子へ話しをするということは、思いつきでするべきことではありません。子どもに話をする前に、この話の終着点をどこにするかを考えておきます。
「こう言ったら、子どもからこんな反論がくるだろう。ならば、こう返事をする。」
というように、1手先・2手先まで話の流れを予想して考えておくことが大事です。
藤本先生を始め、復学支援の先生方は、話の先10手・20手と考えてコーチングに臨まれると聞きます。
私達普通の親は、そこまでではなくても、せめて子どもの返事は?その返事に対する親の答は。という所まではシュミレーションをしておきたいところです。でないと、親も何を言いたかったのかわからなくなって、怒鳴って終わりなんてことになりかねません。
今回の我が家の場合をシュミレーションすると・・・
① 3ヶ月たったけど、どうなっているの?
→仕事を探しにいく
→教習所へ行く
→もう何もしたくない
最後のパターンは、どうしてもさけたいところです。
2 お父さんとの打ち合わせ
そして、もちろん大事な話は、お父さんから話してもらうことが大事です。
事前にお父さんと打ち合わせの意味もこめて話しをします。
すると、どうやらお父さんは今息子に車の免許をとらせたいと思っている様子です。
というのも、自分が働きながら免許をとりにいき苦労したことが根底にあるようです。
私は、免許に興味がないなら、仕事をみつけてほしい
こう思っていました。
しかし、これでは話の終着点が決まりません。
3 話し合いで、1番大事なことは
こういった話をする場合に1番大事だと思っていることは、親の本気度です。
子どものことを真剣に考えている。おまえを信じているからこそ話をするんだという気持ちを伝えることが1番大事なことです。
息子に、このままではやばそうだ。そろそろなんとかしないといけない。
こう思わせることができればOKです。
いざ、本番!
息子を呼んで話をします。
そうそう、話をするときに大事なことの一つに必ず、息子を親の前に読んで座らせるということがあります。
今から大事な話をするぞというサインです。
お父さんがいる前に息子を呼んで座らせました。
母『仕事を辞めてから、3か月たったけど、何もできていない。
今まで何も言わずに見ていたけど、もう待てない。
お父さんも、黙ってみてくれていたやろ?』
ここでお父さんへ話をふります。
お父さんも、たまっていた不満を口にしました。
我が家の場合は、お父さんが口下手なので、母の私が話をすすめる司会役をし、お父さんに話をふったり、うなづいてもらったりという形をとっています。
話しをした結果、息子の返事は
息子「明日、ハローワークの若者支援の所で話を聞きに行くことにしている。」
ちょうど、息子も動く予定があったようで、ちょっと時期的に話をする日としてはまずかったかもしれません。
でも、息子も何か考えていたということが嬉しいことでした。
話あいは、ひとまずハローワークでの話を聞いてからということになりました。
続きは後日。
(スイマセン、もうちょっと続きます)