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- 我が家の不登校の軌跡(中学生の息子)
再登校の日の1週間前の状態です。さすがに1年近くの不登校期間があり、息子も親も不安でいっぱいの時期でした。
その不安にも、しっかりと対応していただきました。
コーチング 6月26日
コーチングのため、先生方にお越し願いました。
この日は、他機関でコーチングスキルをお持ちで、カウンセリングの資格をお持ちのU先生に援助に入っていただきました。
藤本先生・U先生・訪問のM先生・そして娘対応の訪問のS先生、本当に我が家は、たくさんの先生方に助けていただいています。
事前に、父・母に今日の打ち合わせをかねて説明をしてくださいました。藤本先生は、息子からみると怖い先生という立場です。今日はさらに藤本先生の上司の先生(U先生)にきてもらったという形です。
- お小遣いをかってに持って行ったこと
- 外出禁止なのに、コンビニにチャージしに行ったこと
この2点を足がかりに、学校への意識付けの強化を考えておられるようです。そして、息子のフォローに訪問のM先生がいてくださいます。
帰宅すると、息子は寝てしまっています。訪問のM先生が息子を起こし、リビングにつれてきてくださいました。
この後、父・母は別室に移動し、息子と先生方で話をしてくださいました。
この間の詳しいことは、息子と先生方しかわかりません。でもU先生の厳しい声が響いていました。見かけは優しそうなU先生の厳しい声で、寝ていた娘が起きてきたほどです。
先生方は、皆さん真剣な対応をしてくださり、息子の心にも響くものがあったようです。
本当にありがとうございました。
息子も親も不安がいっぱい 6月27日
この日は、訪問のM先生とN先生がこられました。
早朝(午前3時頃)に息子が吐いていました。昨日の緊張からでしょうか?登校の不安からでしょうか?
夜、藤本先生にうかがいました。
母 「再登校の初日は大丈夫だと思うのですが、週明けの月曜日が心配です。又昨日のように吐いてしまうかもしれません」
先生「吐く子はよくいますよ。それでも、がんばって行けた喜びも教えていきます。」
母 「学校の勉強についていけるのでしょうか?」
先生「2桁の掛け算も怪しいです。学校側は特別支援でしたいようですね。でも、普通にできる力も見えてきています。もう少しがんばらせたいと思っています。」
息子の不安を訪問の先生方が受け止めてくれています。そのおかげで、あまり親には言ってきません。
本当にこの時期息子にとっては一番揺れ動いていた時期だとおもいますが、ほとんど記憶がありません。それほど訪問の先生方が上手に息子の心理面でのフォローもしてくれたのだなぁと感謝です。
もちろん親の私も不安は一杯です。幸いなことに、平日の日中は仕事でしたので考える暇もありませんでした。それでも、ふとした拍子に不安が出てきます。
それを夜、藤本先生に電話で話させていただき、解消していただきました。
登校準備 6月30日
訪問のN先生がこられました。学校の先生とのメールでのやりとりも頻繁になってきました。
置いてある上靴を確認してもらったり、サイズを調べていただいたり。担任のT先生も色々とやり方の点で納得いかない部分もあったと思います。それでも、こちらの無理を聞いてくださいました。
この前日、息子の誕生日だったため、T先生が家まできて、プレゼントにノートをいただきました。ただ、このことを息子は親には報告しません。訪問の先生からの連絡ではじめて知りました。
息子は比較的落ち着いて過ごしています
娘の方が状態が悪くなっているようで、朝から主人とケンカです。
誕生日の対応 7月1日
この日も、登校準備のために、訪問のM先生・N先生がきてくださいましたが、3時頃で帰られたようで、お会いしてお話を伺うことはできませんでした。
息子から、誕生日(6/29)の話を頻繁にしてきます。藤本先生に問い合わせしました。
母 「4日に学校に行けば6日の日曜日にゲームを買いにいってもいいかなと思っているようです。どのように、返事をすればよいものでしょうか?
息子にとって、久しぶりに学校へ行くことより、ゲームを買うことの方が大問題なのでしょうか?」
藤本先生「いや、学校に行けば制限がとかれるというのも、息子さんには行くための意思を強化する助けになってますね。それも計算に含めて制限かけてますからね。息子さんには今度先生に聞いてくるぐらいの返事で対応をしましょうか。」
学校見学 7月3日
この日、お昼から訪問のM先生と女性の訪問のS先生がこられました。
S先生は、娘の対応をしていただくために、今日は顔つなぎです。S先生は2時間程度で帰られました。そのあと、学校見学のため訪問のN先生も到着されました。
朝には、担任のT先生からもメールをいただきました。『今日は6時からですね。誰とくる予定ですか?』
これには、息子と訪問カウンセラーの先生と返事をしておきました。
母親は6時帰宅だったので、家につくと息子と訪問の先生方は、出られたあとでした。息子にとっては久しぶりの学校です。いったいどんな様子だったのかと気になります。
担任のT先生からメールで教えていただきました。
T先生『明日○○君が来てくれることをクラスメイトは楽しみにしています。本人も心の準備が整っているようでした』
母 『ありがとうございます。息子も機嫌よく帰ってきました。まだ明日の朝がどうなるかドキドキしていますが、頑張ってほしいと思います。又明日よろしくお願いします。』
T先生『明日も大丈夫だと感じました。友達とも約束していますし、安心していいと思います』
この日、23時頃に藤本先生から様子確認のメールをいただきました。先生も気にかけていただいていたようです。
息子は、いつもと同じようにパソコンをしています。親の私の方が、又夜中に吐かないかと心配していました。
明日は、不登校からの再登校の日。親もまだまだ安心できません。でも、この時に親にできることは、何も言わないことなんだと、実感です。
藤本先生からツイートいただきました(^^)/
懐かしいですねー(*'ω' *)💦通常学級での登校を諦める選択肢が正しい可能性もこの段階ではありました。本人の特性にあったあった支援が1番大切です。でも何が本人に合った支援かの判断は、子どもの一部分だけを切り取って見ても分かりません。ご両親の判断が正しかった分かるのはもっと後ですね(^-^) https://t.co/JYIfK1yN8z
— FujimotoTaku (@TakuFujimoto) November 17, 2019