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8月4日に家庭教育推進協会のセミナーに参加してきました。

 

今回は、ペアレンツキャンプの山下先生と、FHEの藤本先生の講義の2本立てです。

毎回、新しい発見があるセミナーです。今回も色々気づくことがありました。

 

第17回 家庭教育セミナー(関西)

一部 子育ての連鎖について考えよう~次世代に繋げる家庭教育・夫婦のあり方
講師:家庭教育支援センターペアレンツキャンプ・チーフ家庭教育アドバイザー 山下真理子

 

二部 叱らない子育ての落とし穴

講師:不登校自立支援センター代表 藤本 琢

 

協会からも佐藤先生と坂下先生がこられていました。
親御さんもたくさんの方が参加されていました。中に奥様が都合が悪くなったので、お父さんだけで参加という素晴らしいご家庭も!

 

一部二部ともに詳しく内容をかきたいところですが、同じセミナーが関東でもあるので、ここでは、私の感想にとどめておきたいと思います。

 

 

山下先生のお話を伺って

個性の時代って?

今の時代は、とにかく情報があふれています。どれが正しいのか正しくないのかわからなくなっている方が多いように感じます。

 

子供の対応一つにしても、小学校から大学までは個性が大事!個性を出すのが良い!という世間の風潮があります。しかし、実際に社会に出て働く段階になると、まず最初に個性は邪魔になることもあると聞き、なんだか納得でした。

 

新社会人が「会社の方針に従って!」「言われたとおりにやって!」と最初に聞くと、個性はいらないの?と違和感を覚えることもあります。

 

個性=国際社会

こんな構図が見えるようですが、まだ日本社会ではここまで個性を受け止めるだけの成熟をしていないようにも感じます。

 

ならば、社会の成熟を待つより我が子にこんな風に言われることもあるんだと知らせるのも大事といえますね。

 

夫婦のあり方を見なおす

不登校を経験すると、夫婦のあり方に直面する機会がどの家庭でもあります。

もちろん、我が家でもありました。

 

もう離婚するのか?このまま一緒にやっていくのか?

 

我が家は、男の子だったこともあり、男親が絶対に必要。お父さんの代りは私にはできない。そう思いお父さんと一緒に不登校の問題に取り組みました。

 

山下先生のお話の中に、男性と女性では考え方が違うというお話しがあり、夫婦であっても言いたいことが伝わっていないことがあるというのはなんだか納得でした。

 

我が家は、お父さんが口べたなこともあり、子供に気持ちを伝えるという部分では落第ですが、お父さんとしての威厳?や力という意味では合格だったように思います。

 

私も最初、お父さんへの不満がいっぱいありました。でも支援を受けて、お父さんのできている所に目を向けることを教えてもらい見方を変えることができました。

 

私が気持ちを伝える部分しかみなければ、ずっとできないお父さんに不満ももち家庭としても上手くいかなかったことが想像できます。

 

夫婦といっても他人。相手に伝わるように話さないと伝わらない

これは、私が支援を受けて今も意識していることです。

 

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藤本先生のお話を伺って

 

 

今回は、叱らない子育てに焦点をあててのお話しでした。

もう、それはそれは・・・面白かったです(笑)

 

話の内容がではなく、藤本先生の身振り・手振り・声の変化で会場が釘付けでした。

私たちFHEで支援を受けた親は、藤本節健在の様子に楽しく勉強させてもらいました。

 

最初に、「叱らない子育て」・「褒める子育て」が最近の流行のようになっているが、そのメリットデメリットについてお話しくださいました。

 

我が家は、叱る子育てだったので、なるほど~と思うことがたくさんありました。

叱るのがいいのか、褒めるのがいいのかということではなく、家庭にあったやり方が大事であり、その方法が大事ということもお話しされていました。

 

叱り方の手順とは

 

これは、関東のセミナーが終わってから記事にしようと思います。

 

でも、これってとっても大事です。

我が家も、支援をしていただいた中で、うちのお父さんだからこの方法、私ならこういう形でと我が家にあった、叱る体勢作りを一から指導していただきました。

 

お父さんの性格などでも変わってきます。中学生・高校生の親御さんには、ぜひこの叱り方を身につけて欲しいと思います。

 

これができれば、親子のいさかいがへりそうですよ。

 

日本的な道徳観

 

最近は、親が偉いということに疑問を持つ子もいるとか。以前は、親や目上の方が偉いということを自然と身につけていたように思います。

 

それが、日本の道徳感として、家庭の土台になっていたのが、今はそこから積み上げる必要があると聞き、家庭教育の大事さを新たに感じました。

 

社会に出て、先輩や上司に怒られることって普通にあります。

でも、学生の間にそんな叱られる経験がなければどうなるか?と考えると、家庭で叱るという経験って、とっても大事なように思います。

 

我が家のお父さんは叱る(怒る)お父さんなので、問答無用に叱ります。もうちょっと息子の話を聞いてからでもいいのにと思うのですが、それは言いません。

 

そんな環境で育った息子ですが、この間仕事先で先輩に怒られていました。

先輩「〇〇くん(息子)、ぼさっと立ってないで、これせなあかんやろ!!」

息子「はいー!」

その声とともに、息子は飛んでいきました(苦笑)

 

この場合、先輩(おばちゃん)はちょっと感情も入っているので叱るというより怒るという状態に感じましたが、これも経験!

 

だれもが、優しく教えてくれるなんていう甘い世の中じゃないとわかれば、この状況もアリです。

 

でも、こういったちょっと理不尽な怒られ方をした経験がないと、心が折れるということも容易に想像できるので、ある意味お父さんの怒るも良い経験だったということですね。

 

 

 懇親会にて

 

 

セミナーの後、懇親会にも参加してきました。

藤本先生・坂下先生・佐藤先生も参加しくださいました。いつも手配からくじまで、坂下先生ありがとうございました。

 

今回関東からもFHEのクライアントさんがこられていて、藤本先生にがっつりと質問されていましたよ。

 

私も、先生に息子の報告をさせていただき、嬉しかったです。関東で生活している娘の様子がわからないという話をすると、様子を聞いてあげてと心配いただきました。

 

帰宅後早速メールしてみると、すぐに返信があり、安心しました。

先生に報告させていただくと、親のメールにうっとおしそうな様子がないので、定期的に連絡を親からとってあげればいいとアドバイスいただきました。いつもありがとうございます。

 

新しい方も数名こられていました。あいかわらずお忙しそうな先生方の様子に貴重な時間をいただき勉強になりました。

 

同じセミナーが8月18日にあります。

募集が15日までとなっていますので、興味のある方はぜひ!

家庭教育推進協会セミナー(関東)

 

これからもどうぞよろしくお願いいたします。