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- 我が家の不登校の軌跡(中学生の息子)
金曜日に再登校をし、土日をはさんで月曜日は登校しました。しかし、その翌日の火曜日徐々に怪しい空気が流れだしました。
そうすぐには、不登校をなかったことにはできないということでしょうか。親も対応がわからずオロオロとしている状況でした。
再登校3日目
今日は、再登校後初めて親だけの対応です
息子への母の対応の結果を藤本先生にメールし、対応を指示していただきました。
6:45 息子に声をかけるが起きません
一気に不安になり藤本先生にメールをしました
○○!7時になった!と強めに声をかけてください
7:00 再度息子に声をかけます
反応のない息子に、こちらが不安になって、息子の体をゆすって起こすとやっと起き上がりました。
寝すぎた!まにあわへん!
息子はあわてて用意をはじめました
7:10
制服がない!
こんなん、きつくて着られへん
息子はイライラした様子です。
7:15 遅れた・時間がないと言いながら、息子は家をでました。
7:25 息子がもどってきました。忘れ物のようです。
天気が怪しそうです。
英語のノート!
机の上
机の上のノートを適当にもっていきましたが、違ったようで結局自分でとりにいきました。
7:30
あーっ、もう時間ない!
もう降ってる
息子は、カサを持たずに登校しました。
この日は、6:16〜8:05までの間で、藤本先生とのメールのやりとりが、20回!ありました。
息子との朝のやりとりは、待ったなしです。それに対応するために、藤本先生が母親の不安にたいして、対処方法を指示してくださいます。このやりとりが、なかったら朝の時間は乗り切れなかったかもしれません。
この日は、藤本先生が登校フォローに来て下さいました。ただし、家へではなく通学路でのフォローだったようです。
朝の対応の失敗
登校後、先生から連絡をいただき、今日の様子を教えていただきました。
この日は、普通に声をかけただけでは息子は起きませんでした。身動きしない姿をみると、不登校初期を思い出して、不安になります。つい、体をゆすって起こしてしまいました。
このことを藤本先生に尋ねました。
体をゆすって起こしているとずっとそうしないと起きない子になります。
声をかけるだけで起きるようにさせたいです。
あまり起きない時は、扉をたたいて大きな音をさせるなどの方法でやってみて下さい
朝ご飯を食べずに、登校する息子をみていると親の方が不安になります。学校でしんどくならないか?お昼までもつのか?
又カサが、いりそうな天気でしたが、本人はもっていきませんでした。
つい、カサ持って行きなさいと言いそうになります。
朝ご飯を食べなくても、カサをもっていかなくてもOKと考えます
まず、学校へ行こうという気があることが大事です。
これからの予想を聞きましたが、いろいろあるので知らないほうがいいよと言われてしましました。
再登校3日目の学校での様子
担任のT先生に電話で今日の息子の様子を伺いました。
ポロシャツも汗?でびっしょり濡れていました。
「とにかく学校へこなあかんと思って、必死で来た」と話していました。
1時間ほど保健室で休むと落ち着きました。
夜息子に聞きました。
今朝ご飯食べんと行ってお腹すいたやろ?
今日、吐いた
学校で?
うん、吐きそうになった
その後、普通にしていました。
再登校4日目で欠席
この日、息子は休みました。昨日同様、親のみの対応です。
4:00 息子が起きて、リビングにおりてきました。寝てないようです。
5:30 息子が親の寝室に来ました。
吐きそう
もう一度自分の部屋に戻り寝ています。
7:00 息子をおこします
声をかけますが、身動きしません。昨日教えていただいたように、耳の横で手をたたくと、耳をふさぐしぐさをします。
不登校初期は、このまま布団にもぐっていましたが、今日は、起き上がりました。
フラフラしながら、起きて階段をおりてきました。
頭がグラグラする
寝てなかったらなるなぁ ぐらいのにこやかな感じで声をかけてください
今日は無理
何と答えたらよいのかわかりません。
お母さんにはわからないと答えてください。良いわけないので。
絶対に自分で考えてなどは言わないで。
徹夜してしんどいのは当たり前なので、パッシブな対応に切り替えて距離をとってください
息子は、ソファで寝てしまいました。
今考えると、絶対自分一人では乗り切ることのできない朝でした。
この状況を先生にメールし、息子のことはそのままでよいということだったので、この後、出勤しました。
再登校4日目で、こけました。
息子の中では、『もうそろそろいいかなぁ〜(休んでも)』といった考えがあったのではないかと思います。
こんなにも、休むことへのハードルが低いのかと再認識しました。
我が家は、ちょうど娘も状態が悪く、姉弟で足の引っ張り合いになっている状況だと聞かせてもらいました。
支援を受けていなければ、又不登校へ逆もどりです。
でも、この時はとにかく藤本先生に、すべてをおまかせして、母は状況の報告と指示に従うことに意識を集中しました。悲しんでいる暇はありません。
夕方、担任のT先生に連絡をいれます。
今朝の状況を説明します。そして、学校で何かあったのではなく、体が生活リズムに適応していないためだと話しました。
- 支援の先生から、学校へ行くことを決めたのだから、甘えさせてはいけないと言われていること。
- 学校は休んではいけない、行かなくてはいけないと言う考え方。
- クラスなどで、友達に親切にしてもらっていることは、徐々に返していけるように育てていきたい。
- 学校で必要なものは、本人の意思で準備させるようにするために、母から言わないようにしている
これらのことを担任の先生にお話しました。
再登校から欠席後のコーチング
今日も欠席です。夕方には支援の藤本先生と、訪問の先生方がコーチングにかけつけてくださいました。
7:00 息子を起こしますが、無言で起きません
7:15 息子は起きてきましたが、ソファでボーっとしています。
その後、部屋へ戻ってしまいました
息子は部屋から出てきません。藤本先生に、メールで報告します。
本人わかってますから。放っておいてください。
今日もう向かうようにします
結局、部屋でねています。
ちょうどこの日は、仕事が休みだったので私も家にいました。子供が起きて来た時の対応がわからず怖かったです。
夕方藤本先生から連絡が入り、その後訪問のM先生とS先生が到着されました。
その後、息子にたいしてのコーチングをしていただきました。
この時、その場にはいなかったため、どんな話をしていただいたのかは、わかりませんが息子にとっては必要なことだったのだと痛感します。
息子も自分が甘かったと反省していました。
この日は、S先生もきていただいて娘へのアプローチもしていただきました。すべてが終わったのは10時頃だったでしょうか。
先生方、本当に遅くまでありがとうございました。
欠席後の登校
息子は目覚ましで起きてきました。昨日訪問の先生と一緒に目覚ましもあわせていたようです。
制服に着替えて降りてきた息子は、ソファで横になっています。食事の声をかけると、食卓に座りましたが、何も食べずに登校しました。
この日息子は、終始無言でした。
息子とともに娘も支援していただけるのがありがたいです。
担任のT先生に学校の様子をうかがいました。
朝学校につくなり保健室により「吐きそう。気持ち悪い」と不調を訴えた。
30分ほどベッドで休み、学年集会に参加
2時間目:理科
教科書を見ながら、プリントをがんばって書いていた
ふとした時に、頭を振る、白目をしているという本人の様子に、まわりは笑ってしまう。
休み時間
7月までの振り返りプリントの欄を書くよう伝えると「無理」と言って、話の途中で去ってしまった
5・6時間目:スポーツレク
しっぽ踏みの競技に参加。とても意欲的に活動しており、楽しそうだった。
クラスメイトの様子を見て笑ったり喜ぶ場面もあった。
全体に楽しんでいたようだ。
この日の夜、息子の口からうれしい言葉が聞けました
学校行ってよかったわ。楽しかった。
けれども、朝保健室に行ったことはいいませんでした。
藤本先生からツイートいただきました(^^)/
学校楽しかった、は嬉しかったですねぇ(*'ω' *) 本人の頑張りたい気持ちを上手く引き出すのは至難の業でしたよねー(;^ω^) https://t.co/0O6MVNt07C
— FujimotoTaku (@TakuFujimoto) December 7, 2019