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- 我が家の不登校の軌跡(中学生の息子) - 社会人
前回の記事の続きになりますが、親睦会で藤本先生にがっつりとアドバイスをいただきました。
社会に出たけれど、ちょっと方向修正中の息子にまだ親ができることがあるのでしょうか。
わが家の場合に限っては、まだ親出番がありました。
息子へこんな対応をしてみたんです。
息子の現状をまとめてみました。
その後、高校受験をし、大学へと親は思っていたのですが、勉強が嫌いな息子です。
大学という自分の成長のための4年間のメリットと
4年後に社会に出ることができるかというデメリットを天秤にかけてみました。
その結果、仕事に直結する介護の専門学校へと進みました。専門学校を卒業し、介護福祉士の国家資格をとり、学校系列の施設で働き始めます。2年間、がんばりましたが、施設長と意見があわずに2017年3月に退職します。
仕事を辞めたばかりの息子に、親ができることって何がある?
一緒に仕事をさがす?
それって、もう20才をこえた大人にする対応としてはちょっと違うような・・・
そこで、まず、話をします。
『我が家は遊んでいられるほど余裕はない。次の仕事をさがすように。
運転免許をとるのも良いと思うよ。』
息子には、この2択を提示してみました。
確かに仕事をしながら、免許を取りに行くということができるほど、息子は器用ではありません。
又、苦労してまで免許をとりたいと思うほど車が好きでもありません。
そんな息子でしたが、まず免許を取ると話をしてきました。
ならば、それを受けて、家から通うのか合宿にいくのか?
合宿なら2週間程度で免許がとれます。親としてはその方が効率がよいと思うのですが、どうやら息子は乗り気ではありません。
家から教習所へ通うといいました。
すぐに動き出すと思ったけれど
4月1ヶ月は、何も言わずに様子を見ていました。でも動きません。
5月はゴールデンウィークが終わるまではと、様子を見ていました
5月の後半になっても、動く気配のない息子に、しびれを切らし私の休みの日、息子を近所の教習所へ連れていきました。
これで6月からスタートだと思いますよね。
それが、まだまだ先があります。
教習所で、どうやらアンケートのような自己申告用紙の記入があり、うつ傾向があると書いたようなんです。
もちろん、仕事を辞める時は、そうだったかもしれませんが、仕事を辞めた今は関係無いと思うのですが、妙なところで真面目なんですね。
教習所から、診断書の提出を求められます。
診断書をもらうのに、又予約をとったりと日にちがすぎていきます。
診断書をもらったら、今度は教習所の大きい所へOKをもらいにいかないといけません。
その予約をとって・・・と息子でなくても、めんどくさくなりますね。
最終的にOKがでたのが、7月でした。
しかし、もともと車が大好きで乗りたいという動機が弱い息子なので、すぐには動きません。
この頃になると、親も様子をみている状態になれてしまい、特に何も行動はおこしていませんでした。
なんだか親も動かない息子に慣れてしまって
こんな状況の時に、家庭教育推進協会の懇親会で藤本先生にアドバイスをもらいました。
今なら、3か月なにも言わずにみていたというプラスのカードが使える。
『本来なら、寝るところも食べる物も、自分で働いてお金を稼がないと生活できないはず。免許を取る気がないのなら、すぐに仕事をさがしなさい。』
こういって、気づかせてあげてください。
※これは、あくまでも息子だけの対応です。
先生に言われて初めて、親も言いたくないのでついつい見ないふりをしていたことに気づきました。
何も起こらない毎日をすごしたい。でもそれでは後々もっと大変になるということです。
息子の自主性に任せて、この時点で何も言わないとします。
すると、息子はどうするでしょう。
1 これでは、いけないと思って動き出す
2 何も言われなくって楽ちん
3 自分で何も考えていない
きっとこの三択だと思うのですが、どうも息子は2か3のような気がします。
この何もしない期間が長くなればなるほど、動きだすのに大きな力が必要になります。
大きな力=大きなストレスということですね。
たとえば1年間何も親は言わずに見守るのも悪くはありません。
しかし息子の場合は、何も言わなかった親の言葉が、1年後に言った時に息子の心に届くかというとちょっと難しい。
そこで、今回は3ヶ月何も言わずにみていた(プラスのカード)
もう待てない
この2点で息子に話しをすることに。
長くなったので、続きは後日(^^)/